若狭の仏像・諦應寺の生き木仏/泉岡一言神社/恵比須神社/闇見神社/臥龍院/三方石観世音【福井】
山で光を放つ霊木を仏像にするとかは多いのだが、生きている木に仏像を彫った「生き木仏」というのがある。インパクト大!である。
変更履歴
2023/11/26 記事追加(https://www.asahi.com/articles/ASRCT73F6RCSPISC001.html)
2023/10/11 動画追加(https://www.youtube.com/watch?v=uauoYPQeQBM)
2021/09/5 初版
▼HP
※後述の「▼見どころ」参照
▼アクセス
※後述の「▼見どころ」参照
▼祭神・本尊と脇時
※後述の「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽泉岡一言神社
福井県若狭町中野木16。
「ひとことじんじゃ」と読み、奈良・葛城一言神社から勧請した神社。奈良・大神神社や滋賀・御上神社、京都・伏見稲荷大社などと同じく、背後の山を御神体とする神社でもある。
着いた瞬間、葛城の一言主神社と同じく、畏敬の念を抱く。
参道の摂社・末社も、原則的には磐座になっている。
さて拝殿が見えて、5段ぐらいの階段を登ると、本殿!と思いきや磐座だった。そう。三輪山麓にある大神神社と桧原神社と同じく、神が降り立った依代のみとなる。
願いが叶うと石を入れる??
▽諦應寺の銀杏仏:福井県三方上中郡若狭町安賀里33-1
「たいおうじ」と読む。
階段を登りワクワクしながら立木仏を探しに、登り切って左を見た瞬間・・ここ・・か。。
樹齢約450年の銀杏の木に彫られた「十一面観音立像」は生きた木に彫られた「生き木仏」で「立木銀杏観音」とも呼ばれる。
仏教伝来まで山や川や木に神が宿ると信じられたので、仏にするというのもわからなくはないが、こんな唐突に出てくるのでびっくりする。
この仏像はこの寺の30世の和尚が彫ったそうだ。経緯としては、近辺で飢饉・疫病などが流行り、幕末の混沌としたことから、世の行く末を案じた行動だったようだ。
境内には地蔵菩薩が並んでいる。写真手前と写真奥に石仏が所狭しと安置されている。
収蔵庫には平安前期作となる「薬師如来立像」と「聖観音立像」が安置されている。
あっ、本堂に行くとパンフレットがあります。
▽恵比須神社
福井県三方上中郡若狭町末野36-11。
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ
割拝殿久しぶりだな~。この登り系神社は登り切ると割り拝殿が多いのは気のせいか・・。
祭神は「ヒルコ」、「オオクニヌシ」となっている。もしかしたらヒルコではなくコトシロヌシなのかもしれない。ならば、父「オオクニヌシ」と長男坊「コトシロヌシ」でしっくり来る。祭神には「陶津耳之命(すえつつのみみ)」という陶器の神様も祀られている。
ここで気づいた。祭神・ヒルコ=えべっさん=鯛!ということだ。しかし、海は遠い気がするのだが。。もしかしたら、大昔はこの近くまで海なのかも。
丹後王国も内陸だが今の港であったような由緒の神社があったし。岡山の吉備津彦・吉備津神社も、神社の前まで海だったとありますしね。
ということで、温暖化=海面上昇というけど、60億歳の地球は思っているかもしれない。昔はそうだったでしょ!と。
▽闇見神社
福井県三方上中郡若狭町成願寺字御手洗水12-7。
祭神は、若狭耳別の祖である「室毘古王(弥美神社祭神)」の母である「沙本之大闇見戸賣命」で相殿に、「菅原道眞」と「天照大神」を配祀している。中央に拝殿・舞殿とあり、古社を感じる境内。
▽臥龍院
福井県三方上中郡若狭町三方32-21。
15世紀前半の寺院で「薬師如来」を安置している。永平寺の直轄で、この地域の曹洞宗の中心として栄えた。500mほどの場所「三方石観世音」があるのでセットでどうぞ。
▽三方石観世音
福井県 三方上中郡 若狭町 三方1-1 。
本尊は磨崖仏の「聖観世音菩薩」と珍しい。弘法大師作の秘仏で、33年に一度のご開帳とのこと。本堂から山手で流れ出ている山の水は「観音霊水」と呼ばれ、「ふくいのおいしい水」に認定された。春は桜、秋は紅葉がきれいなようです。
▼セットで行くところ(旅行記)
無料の福井県海浜自然センター、三方湖五胡、レインボーライン山頂公園、若狭三方縄文博物館(DOKIDOKI館)、縄文ロマンパークなど。
↓セットで
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