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4/18開帳「葛井寺」本当に手が千本「辛国神社」【南河内シリーズ】【大阪ミナミシリーズ】

実際に1000の手を持つ千手観音で坐像なのもよい。保存状態は良く4月18日のみ御開帳!!西国三十三所の第五番札所の寺で「藤井寺」はこの寺の名前から来ている。厳密にいえば、この地域は豪族・葛井氏の場所である。
渡来系豪族で近くに「辛国神社」がある。

変更履歴

▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽葛井寺:藤井寺市藤井寺1-16-21

 近鉄藤井寺駅南側に市営もしくはコインパーキングが多数あるのでそこに駐車した。
 毎月18日の開帳時間は9:00~16:30で、文字通り゛千の手”と”千の目”を持つ千手観音坐像@国宝が有名。正面で手を合わせる合掌手、宝鉢や宝輪、数珠などをもつ40本の大手に、クジャクのようにひらく1001本の小手、合わせて1043本の手を持ち、掌にはそれぞれ眼が描かれていることから、まさに!千手千眼である。そして西国三十三札所でもある。

西国三十三札所特別開帳 ※終了しています
日本で3体しか残っていない「千手観音」で有名。こちらの特別公開が4月後半からゴールデンウィークまでと、9月中旬など年により異なる。特別開帳は「未公開寺宝展示」としており謎。注目の「十一面千手千眼観世音菩薩@国宝」は毎月18日御開帳なので、18日が狙い目。

↓こちら

 実際に千の手を持つ千手観音たちを紹介した後に寺の紹介です。

 4月18日は秘仏公開であり「藤まつり」もあって、参拝客でにぎわっており、行列になっていましたね。

 しかし、人が多いな~。本堂の隣にある護摩堂には中央に「不動明王坐像」、左に「役行者像坐像」、右に「千手観音像坐像」が安置されている。不動明王はどこか、金剛寺に似ている気がするのは私だけだろうか??

 聖武天皇が春日仏師(稽文会・稽首勲親子)に命じて千手千眼観世音菩薩を作らせ、725年3月18日に藤原朝臣前卿を勅使に、行基菩薩を指導師として入仏開眼供養を行った。

 本堂からの藤!



▽辛国神社:藤井寺市藤井寺1丁目19-14

 祭神は、物部の祖「ニギハヤヒ」、春日系「アメノコヤネ」、出雲系「スサノオ」となっている。

 500年頃に、物部氏か辛国氏が創建したとしている。雄略天皇の時代に創建された神社で地方を治める物部氏が祖神を祀って神社をつくり、辛国氏が祭祀をつとめたことから辛国神社と称するようになったようだ。室町時代に奈良・春日大社より春日大明神を合祀し、1908年に近くの長野神社も合祀した。

 そういえば長野氏って古代というか近つ飛鳥時代では有名な豪族だった気がする。しかし、気持ちの良い参道と神社の雰囲気。


▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展

▽2017年:東京国立博物館「仁和寺と御室派のみほとけ」展

◆大阪⇒今回のメインディッシュである大阪・葛井寺「千手観音坐像@国宝」は1000本の手がある千手観音で360度見られる。真横から見た手が美しい。そして、大阪・道明寺「十一面観音立像@国宝」はツクリが細かく、後ろのほうも手抜きなし!存在感がある仏像だが思ったより小さかった。小さい理由は一木造りのためだろう。あと、前々から見たかった兵庫・神呪寺「如意輪観音坐像@重文」は独特の雰囲気で、写真で見た通り、不思議な雰囲気を持っている。ずっと写真で感じていた違和感は足の組みかただと気付いた。



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