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イザナギ💛イザナミ💔「神蹟黄泉比良坂石碑・揖夜神社」あの世の境
💛夫婦の別れ💔・・黄泉の国!?意宇六社の一社で熊野大社とともにもっとも古い神社の一つ。出雲風土記にある伊布夜社と思われる。すぐそばにある黄泉比良坂とともに黄泉の国とのつながりが深い神社。
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三重県熊野市にも黄泉の国につながっていると言われている場所があります。出雲にも熊野大社がありますよね。。この繋がりは偶然??(日本書紀では墓は三重の熊野市としているが。)
変更履歴
2022/02/15 初版
▼HP なし
▼アクセス
▽揖夜神社 :島根県松江市東出雲町揖屋229
▽神蹟黄泉比良坂石碑:島根県松江市東出雲町揖屋2376-3
▼祭神
▽揖夜神社 :イザナミ
▽神蹟黄泉比良坂石碑:-
▼見どころ
▽揖夜神社(いやじんじゃ)
愛し合い、同じ志を持っていたイザナギとイザナミだが、イザナミの死をきっかけに、イザナギは「生者の国」、イザナミは「死者の国」とそれぞれの道を歩むことになる。
妻に会いたいイザナギは死者の国・黄泉へ!妻・イザナミ発見!ということで、イザナギは「イザナミ帰ろう」と誘い、イザナミは「もう黄泉の食物を食べたので無理と言いつつ、相談してみる!覗かないでね」と言うが、気になるイザナギは覗いてしまい、愛するイザナミの姿ではなかった。。
ということでイザナミ「見たな~」と怒り心頭!イザナギは「コワ~愛するイザナミではない」と地上に逃げる!イザナミは怒りながら追っかける!!続きは後述の「▽神蹟黄泉比良坂石碑」で。
では神社紹介です!(という凄い話の切り方をしてみた。)
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社殿は大社造り、千木は内削ぎなので女神を示すので、鰹木も偶数と思いきや3本と奇数!?なんで・・
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出雲大社の御神座は参拝者に対して左を向いているのに対して、揖夜神社の御神座は右を向いているそうな。出雲大社は伊勢神宮とも逆なので、伊勢は生で、出雲は死なのか?
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オオクニヌシ・スクナヒコの国造りコンビと、オオクニヌシの御子であるコトシロヌシが祀られています。
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拝殿から後ろを振り向くと・・なに??あそこ・・。
↑荒神社&恵比須社
出雲地方では木に藁を巻き付けた荒神様。東出雲あたりの「意宇郡(おう)」という地域では、チイナマイトと呼ぶらしい。
下の写真左が恵比須社でその奥が荒神社です。
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二つの石祠が向かい合っている。左にフツヌシで、右にタケミナカである。日本書紀の国譲り神話において、オオクニヌシに国を譲れと迫った神様の1柱がフツノカミで、国譲らん!と戦い挑んだのがオオクニヌシ次男・タケミナカタです。国譲りの場所なのかもしれません。
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↑韓國伊太氐神社
朝鮮半島に樹木の種まきに行くが、気に食わないので速攻帰国したスサノオと御子・イソタケルコンビですね。
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この後に紀伊半島で種まきを再開する息子と姉妹の物語がある。
▽神蹟黄泉比良坂石碑
黄泉の国への入り口とされる黄泉比良坂(よもつひらさか)はイザナギ・イザナミ夫婦がお別れをした場所。
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[石版より]
黄泉の國の醜女達に追われ ここに逃れてきたイザナギ命は
桃の実を投げつけ退散させた 最後にイザナミ命自ら追いきたり
大岩をもちて塞ぎ
生の國と死の國の境となせり 千引の大岩なり
これより西二百米に道祖神あり 追谷坂と呼ぶ急坂を下れば
揖屋村谷に通ず 又東四百米に峠あり
夜見路超えとて 中意東馬場に通ずる古道あり
ここの神を 塞坐黄泉戸大神なり
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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イザナミが追いかけてくることに恐怖したイザナギは、千人の力でやっと動くような大岩を使って道を塞いだ。
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イザナミの放った追手を撃退したと言われる桃の木「やなもも」ですね。
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自生していた桃の木はこの看板の後ろで、ここでイザナミの放った追手は桃の実をぶつけられた事で退散していった。その功績を称え、桃の木は意富加牟豆美命という神の名前を与えられた。
仏像では如意宝珠の形が桃で、神道では伊勢神宮内宮本殿と元伊勢籠神社のみ許される「五色座玉」も桃の形ですね。桃は不思議な力があるのですかね。
▼旅行記
▼セットで行くところ
↓NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。
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