奥宮から攻めろ「戸隠神社」は朝勝負!5月でも雪あります【信州シリーズ】
スサノオが荒ぶりアマテラスは怖くなって岩戸に隠れた。世界は真っ暗になる。アメノウズメが踊ると神々爆笑!アマテラスは気になり岩戸を少し開けると、怪力・タジカラオがアマテラスを岩戸から引っ張り出し、世界に光が戻る。タジカラオが岩戸を投げるとこの地まで飛んだ!?そんな由緒ある神社!?そんなお話に出てくる神様の本宮です!!
では、神話「天岩戸」は知ったうえで参拝したほうが良いと思うので、天岩戸神社HPを紹介します。と、私の参拝記録もどうぞ。
変更履歴
2022/05/17 初版
▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
まずは、どうアプローチするかである!参拝時は公式HPのアクセスページで確認を!
私たちは奥社駐車場から一番奥の奥社・九頭龍社→一番下の宝光社→中社で奥社に戻るコースですね。
公式HPでも参拝順はないようなのでご心配なく。ただ、京都・貴船神社では、本宮→奥宮→中社順に巡るなど、神社には順番があるところもあるので、ご利益いただきたい方は守ったほうが良いのかも。
詳細は公式HP「五社めぐり」参照で。徒歩の場合の時間も書かれています。徒歩は終日掛かりますね。
▽戸隠神社奥社・九頭龍社
祭神はタジカラオ。タジカラオはアマテラスが岩戸に隠れたときに岩戸を投げ飛ばした神で、高千穂の神楽で主役で出ています。5月ですが雪が残っていました。GWなので人も多かったです。早く着いたはずが、駐車場はいっぱいでした・・。
→参道風景
参道は約2kmで、途中、萱葺きの赤い随神門があり、その先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続く。
しばらくこんな感じですね。
→奥社
奥社本殿近くです。山の上なのでスペースが限られ行列ができています。冬は雪が積もるので、社殿は強固なコンクリート製ですね。
御朱印待ちもすごかったですね。ちなみに雪で見えなくなった溝に注意ください!?
→九頭龍社
奥社の後に少し下ると右手に九頭龍社になります。
タジカラオより以前に地主神として奉斎され、心願成就の御神徳高く特別なる信仰を集め、また古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結の神として信仰されている。
あああああ~「虫歯の神」と書いている。。京都の某神社にも摂社・末社で「歯の神」が祀られ、神様は誰?と思ったところがありまして、もしかして「九頭龍大神」ということ??意外な発見。NOTE書いていなかったら、分からなかったな・・。
いろいろ参拝した気分になれる写真を載せたいのですが、人が写っているのが多いので、ちょっと控えます。
ということで、駐車場に戻るべく下山!?していると右手に社があったのだが、先は長いのでスルーした。
▽おまけ:忍者からくり屋敷
下山してソフトクリームを食べる。そして、「忍者からくり屋敷」に!ここは絶対行ってください!!最後のあの仕掛けは気づかなかった。団体客の方は時間の都合か入口に戻っていく人がいました。
あああああ~まさかの面白さです。あの仕掛けは気づかなかった・・・。 なんか知らない人と協力しながらやっと、ゴールした感じです。GWで人が多かったのでゴールできましたが、タイミングが悪かったら、出れていなかったかも。。
▽戸隠神社 火之御子社
祭神は「天鈿女命(アメノウズメ)」で、その他として「高皇産御霊命(タカムスヒ)」「栲幡千々姫命(タクハタチチ)」「天忍穂耳命(アメノオシホミ)」も祀る。
戸隠神社は1社1柱(1つの社に神様が1柱)だが、ここはそうなっていない。アメノウズメはタジカラオとコンビで天岩戸に隠れたアマテラスを誘き出すために踊り狂い、神々を爆笑させた神様で芸能の祖ですね。
ちなみに、戸隠が神仏習合されていた当時も、ここだけは神社として続いていたそうです。ということで、ほかの神社の社殿を見ると寺の御堂?と感じるかと思います。さて、社殿に千木・鰹木はあるところとないところがあるかな。
タクハタチチは、タカミムスビの娘で、アマテラス長男坊・アメノオシホミミと結婚し、天孫降臨・ニニギを生んだ神様。そうですね。アメノウズメは天孫降臨でもニニギに同行した神様ですね。主祭神アメノウズメの繋がりがある祭神です。肝心の夫がいないけど・・。
そうそう椿大神社書かないと・・。
▽戸隠神社 宝光社
祭神は天表春命(アメノウワハル)です。思兼命の御子神で、天孫降臨の際、護衛として降臨した神。
▽戸隠神社 中社
祭神は「天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネ)」で、「思兼命」と表記するほうが多いかと。知恵が高く、戦略家、策士のイメージですね。
オモカネはスサノオの度重なる非行にアマテラスが天岩戸にお隠れになった時、岩戸神楽(太々神楽)を創案し、アメノウズメの踊りで神々の笑いを誘い、アマテラスが岩戸を開く案を作った知恵の神です。開いた岩戸を諏訪まで投げたのが、奥社・タジカラオということですね。
境内には樹齢700年を超えるご神木、樹齢800年を超える三本杉がある。
社殿天井には平成15年に復元された狩野派の天才絵師・河鍋暁斎によって描かれた「龍の天井絵」があります。
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