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京都の最強紅葉候補!神護寺・西明寺・高山寺・岩戸落葉神社!平岡八幡宮でコンプリート!

世界遺産でもある神護寺と高山寺、間にある西明寺は誰が何と言おうとセットで紅葉・新緑時期に行くべきなんです。だから1本で書きますが、プラスアルファします!

変更履歴



▼HP

▽神護寺

▽西明寺

▽高山寺

▽平岡八幡宮 ※公式なし

▽岩戸落葉神社 ※公式なし

▼アクセス

---三尾地域(徒歩圏)・・三か所とも「オ」があるからとか・・。
・神 護 寺 :京都市右京区梅ヶ畑高町5番地
・西 明 寺 :京都市右京区梅ヶ畑槇町1
・高 山 寺 :京都市右京区梅ヶ畑栂町8
---三尾から南(京都駅方面)
・平岡八幡宮 :京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23
--三尾から北へそのまま南丹市美山方面へ
・岩戸落葉神社:京都市北区小野下ノ町170

▽バス
頑張ってください・・。
(わからないです (m´・ω・`)m ゴメン…)

▽車補足
神護寺・西明寺・高山寺は紅葉時期は朝早くに神護寺か高山寺の駐車場に置いて歩くのが良い(厳密には寺の駐車場はなく民間か市営駐車場)。
平岡八幡宮は駐車場有り。岩戸落葉神社も駐車場はないが、近くに役所の出張所がありそれ以外のスペースに置ける。

▼祭神・本尊と脇時

※「▼見どころ」参照


▼見どころ

平岡八幡宮は宮司の面白い話が聞けますが、有料拝観するときはラストにしてください。40分ほど話があり、1時間は時間を要しますので、先に神護寺・西明寺・高山寺へ行くべし!

▽神護寺

拝観時間は9:00~16:00。
年中無休参道は350から400段ほどの石段なので歩きやすい靴でいくべし。924メートルの愛宕山系・高雄山の中腹に位置する山岳寺院で紅葉の名所!のぼること10分余り。

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↑2011年11月20日(日)9:02。↓2021年11月17日(火)8:10くらい。

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息を切らせながら上を見上げると立派な山門が見えるはずだが2021年は修理中ですね。8:25ぐらい着ですね。HPでは9:00からだけど入れました。山門左で拝観料を払います。

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↓2011年11月20日(日)。↑2021年11月17日(水)。

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ここからは2021年の写真。

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仁王門を入り右側にある書院奥にある「和気公霊廟(れいびょう)」は昭和初期建立だが、和気清麻呂を祀った「護王神社」の跡地。そう「護王神社」は、現在、京都御所横にありますが、ここが元宮です。

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 神護寺では毎月1回の割合で明王堂にて参拝者向けに無料で「護摩供養」を実施する。不動明王像の前でご住職が自ら護摩木の焚き上げを行っていただける。
 元々明王堂にあった不動明王像は現在は成田山新勝寺の本尊であるとのこと。なぜ関東なのかは、平安中期に起きた平将門の乱を平定する際に神護寺に安置されていた不動明王を奉じて不動護摩儀式を行い、その法力により乱を平定できたことかららしい。乱の平定後に明王像を持ち帰ろうとしたが「不動」にして、その地から一歩も動かなくなり持ち帰る事を諦めたそうな。

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三尾のうち高雄にあたる真言宗の別格本山。この地にあった高雄山寺と和気清麻呂が建立した神願寺と延暦寺を合併し空海が入寺した歴史がある。東寺、高野山金剛峯寺と相当の真言宗寺院。最澄(伝教大師)と空海(弘法大師)によって日本の密教が誕生した地で、正式な寺号は「神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)」だそうな。

本堂にあたる金堂にGO!

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振り向いた一枚。

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階段を上りきると金堂。建築年代は比較的新しく1934年のもの。須弥壇中央の厨子に唇が赤みが残っている「本尊薬師如来立像@国宝」を安置し、左右に「日光・月光菩薩立像@重文」と「十二神将立像」のチーム薬師コンプリート!さらに左右端に「四天王立像」を安置している。さすがにこの四天王は他の三尊に仕えていたと思われるが。

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↓2011年11月20日(日)。↑2021年11月17日(水)。

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 正直、この薬師如来立像は好き嫌いが分かれるのではないかと思っている。ただ、言えることは、一木であり、薬師には少ない立像であり、唯一無二であることだ。個人的には唇の朱色が残っていることに奇跡的にさえ感じる。
 そして、平安時代の本尊とは時代が違うが鎌倉時代の十二神将の躍動感が、奈良・新薬師寺、京都・浄瑠璃寺(関東などに寄贈)、奈良・室生寺、奈良・興福寺、奈良・法隆寺、奈良・円成寺などと同等の良さを持つ。

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紅葉と金堂を撮りたい人は私が邪魔でしょうね(笑)。

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2017年:京都国立博物館 開館120周年記念特別展覧会『国宝』
実は運慶が携わった仏像があり、天空の城とも言われる古刹。紅葉と仏像で有名だが、仏画「釈迦如来(赤釈迦」@国宝」が展示されていた。赤釈迦は肉身は金色で衣が朱色であり、全身赤色ではない。

2019年:京都国立博物館『京博寄託の名宝-美を守り、美を伝える-』
「京都の仏像・神像」スペースで、「薬師如来坐像@重文」が展示されていた。この薬師如来の印相を見ると釈迦如来か阿弥陀如来なのでは思わせた。また、「伝平重盛像@国宝」と教科書にも載る「伝源頼朝像@国宝」、「真済僧正像@重文」の肖像画も展示され、仏画は「釈迦如来像(赤釈迦)@国宝」、書は空海筆「灌頂歴名@国宝」と京都を代表する国宝の寺であることを示していた!!

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金堂左にお堂があり、上にのぼると多宝塔がある。

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多宝塔@重文です。ここも忘れずに!5月のGWは「五大虚空蔵菩薩坐像@国宝」が開帳される。

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多宝塔から金堂に戻り、金堂左側からかわら投げができる場所へ下ると「阿加井」がある。

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↓2011年11月20日(日)。↑2021年11月17日(水)。

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↓2021年11月17日(水)。

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良い雰囲気の苔参道を進むと地蔵院がある。

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 かわら投げ周辺。お茶屋とトイレもあります。そうそう以前は大勢の人で賑わっていましたが、2021年のかわら投げは貸し切りでした。

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 かわら投げ開始!目を凝らしてかわらを見つけてください!?瓦の底が上でフリスビー風味で投げるのがコツと教えていただく。二人で願いを込めるのを忘れて遠くに飛ばすので必死になる!?

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お茶屋があります。境内にお茶屋といえば、滋賀・三井寺など古社・古寺あるあるですね。

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↓2011年11月20日(日)。↑2021年11月17日(水)。

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 2011年はかわら投げのお茶屋に入った形跡(写真)があるが、夫婦そろって記憶なし。。ということで、金堂方面に戻ります。

大師堂@重文ですね。

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ここから金堂と紅葉の写真を狙うハンターが多いですね。

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みんな心の中でどけ!と思っているのだろうな~!待ち時間で撮った写真を確認するが、写真だと綺麗さが伝わらないなと思って、設定をイジイジしていると「紅葉モード」を発見!これや!

金堂に近づきながら五大堂と毘沙門堂を試し撮り。なんかよい感じになったと気づく。

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ラスト境内の1枚で西明寺に向かう。

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 では神護寺終了。

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 400段の階段を下ります。この後、多くの小学生か中学生が登場!なるほど高山寺駐車場から歩いてきたな・・。ということで、紅葉時期は早めに入れるので、人が入らない写真が撮りたい方は早めに行くべし!神護寺中心なら民間ホテルのところが良いでしょうね。

 ちなみに8:30時点では4組ぐらいで、ここを去るころには、京都駅からバスの人、ホテルで泊まっていた年配の方、修学旅行生が続々とやってきて、賑やかになってきました。

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 小腹がすいたので休憩!「硯石亭(すずりいしてい)」は、神護寺周辺の自然が満喫できる茶店。名物は、自家製小倉餡で道明寺餅を包んだ「もみじ餅」。甘酒も飲む人が多いようで、こちらも注文。

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下まで降りました!

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 某ホテルの駐車場も、まだまだ余裕がありますね。前回2011年の参拝はラスト数台で、ぎりぎりで滑りこみで止められたんですよね。時間がない方は平日に神護寺の有料駐車場に止めて、次の西明寺に歩き、戻って高山寺の市営駐車場に停めるのもよいかな。
 高山寺の駐車場は、2021年11月17日(火)の11:00ぐらいには、ほぼいっぱいでしたね。

 神護寺から西明寺のテクテクした写真も載せます。お急ぎの方は「▽西明寺」までスキップください。

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今回は裏参道から入ります。高山寺から始まる人は表参道から入り境内左の裏参道から出て神護寺に行くのがよいですかね。

→秘仏「毘沙門天」「五大明王」「薬師如来坐像(奈良時代)」の特別ご開帳!

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7c5243d614dfe95d3038a6802181ef9dd018516f

引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7c5243d614dfe95d3038a6802181ef9dd018516f

その神護寺さんのご本尊である「薬師如来立像・日光、月光菩薩・十二神将」等が東京国立博物館にて開催される『神護寺展』で公開されます。
 (2024年7月17日(水)~9月8日(日))

▽西明寺

神護寺から清滝川を見ながら15分でここに着く。

 2021年は裏参道から、10年前は表参道からですが、写真は表参道から裏参道に出るルートで紹介します。

参拝補足
2021年平日は高山寺の市営駐車場に8:00着で神護寺まで歩きました。8:00~8:15にはここで景色を独り占めしていました。境内には入れないようになっていましたが、写真に人はいらない!方は高山寺駐車場→西明寺前のみ→神護寺→西明寺→高山寺コースが良いかも。土日でも通用しそう。

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 実はここの横のお茶屋にも有料駐車できます。ただ、土日には歩行者天国になる場合もあるらしいので朝一勝負になるかもしれないですね。
 弘法大師の高弟・智泉大徳によって神護寺の別院として開創。高雄山、栂尾山とともに三尾の一つで、紅葉時期は入山料が必要。

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 三尾のうち、槙尾(まきのお)に当たる真言宗大覚寺派の寺院。空海の甥・智泉が神護寺の別院として建立したと伝える。堂舎は徳川綱吉に生母である桂昌院が元禄年間に寄進したもので、本尊の釈迦如来像は清涼寺式如来像で伝運慶作とか。。。

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↓2011年11月20日。↑2021年11月17日(水)。山門前です。

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境内に入ります。

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↓2011年11月20日。↑2021年11月17日(水)。

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↓2021年11月17日(水)。

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 拝観時間は9:00~16:00。本堂右のお堂には、使ったお金が倍になって返って来る「倍返りお守り」がある。これって、昔からなのかな・・と疑ってみる。某ドラマの影響か・・・。

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 紅葉シーズンでは、客殿で抹茶と茶菓子を楽しむことができる(2021年はなかったような)。

 西明寺は貴重な仏像を持ち11月1日~30日は本堂@国宝の仏像が特別公開する。本堂には小さめの「清涼寺式釈迦如来立像@重文」と「千手観音立像@重文」、玉眼キラリで大きいサイズの「愛染明王坐像」が安置され、愛染は慶派作としている。千手観音は衣文を近くで見ると金は剥がれているが、素晴らしい衣文だったのがよくわかる。

 さて、伝運慶作の釈迦如来について感想です。全国津々浦々にある「清涼寺式釈迦如来立像」を見てきたが、まあ~幅広いというか仏師の腕が分かるものである。という観点でいうと、運慶作には思えなかった。
 ただ、湛慶作の仏像が多い地域でもあるので、権力と金を持つところでもあるので、もしかしたらはあり得るのだが、運慶は鎌倉に移ったと思っているので、関西に運慶作って鎌倉初期しかないと思っている。もう少し言うと、運慶は幕府などの権力(武士)側で、快慶は権威(皇族・天皇・上皇)側だったと思っている。

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 徳川5代将軍綱吉の生母・桂昌院の寄進によって建てられた表門があり、桂昌院は現在の本堂も寄進されたと伝わる。元禄時代造営の聖天堂には、秘仏・歓喜天が祀られているそうな。

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西明寺は境内がコンパクトなのでお堂からの紅葉写真が良い感じ。

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 名勝庭園「蓬莱庭」は薬師如来・日光・月光の三尊仏をあらわす立石と十二神将等をあらわす石組があり、心字池には鶴島と亀島がある。

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アメリカCNNで「Japan’s Most Beautiful places」にも選出されている。

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では境内左に進むと神護寺ショートカットになります。

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↓2011年11月20日。↑2021年11月17日(水)。
↓古い写真を最後にどうぞ。

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2021年11月17日に戻ります。裏参道は次の通りです。

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▽高山寺

 8:30から拝観可能だが、紅葉時期の土日は8:00には駐車場に止めるのが良いと言われたので7:54に着いたが車は4台だった。人がいないときは帰りにお金を払うのでよいらしい。
 紅葉時期は石水院とは別に駐車場と入山料が必要になる。国宝「鳥獣人物戯画」を所蔵することで知られる世界遺産でもあるししょうがないか。

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が、学生がいる。。神護寺組とは分かれて行動しているとみた・・。チケット購入&説明済みなので、急いで石水院へ!

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▽高山寺:石水院@国宝

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 まずは「石水院@国宝」に行くと、欄間には明治期住職と交流があったという富岡鉄斎筆「石水院」横額がかかっている。「廂(ひさし)の間」が人気で、落板敷の中央には木像の善財童子の姿があり、光と影のコントラストが美しい風景です。石水院・廂の間で紅葉をバックに善財童子がビューポイント。

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↑2021年11月17日の紅葉時期。↓2020年10月。

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では本丸ビュースポット!

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乱入された(笑)

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数分後にワイワイ私語が聞こえる・・。団体客参上!!こうなったら写真はあきらめて退散するしかない(笑)。数名「ふーん」「ここだけ?」とか言っていたが、見るポイントそこじゃないと思いますよ。。。

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↑2021年紅葉時期 ↓2020年10月

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人がいないと、なんか寂しいですね。でも新緑もきれいです。

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↓2011年11月20日(日)を1枚。と人に偉そうなことを言えないところで写真を撮っている(自爆)。

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バック善財童子!苔とのコントラスト!過去2回来たが、ここまで光が射すのは初めてかと。

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左に人の手が入っているな。。あと10年前の写真では花は右手にあったんですよね~。

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↑2021年紅葉時期 ↓2020年10月

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 湛慶作パラダイス!?で「善妙神立像・白光神立像@重文」と「狛犬@重文」と「神鹿 @重文」と「仔犬@重文」を持つところ。神鹿と仔犬は2017年に行われたトーハク「運慶展」の最後の方に展示されていました。

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高山寺
2019年、京都国立博物館『京博寄託の名宝-美を守り、美を伝える-』の「京都の仏像・神像」スペースで、「白光神立像@重文」と「薬師如来坐像@重文」が展示されていた。白光神立像はヒマラヤの雪を現した白色の仏像で、湛慶作の可能性があるそうだ。その他として「鳥獣文様陣羽織@重文」「輪宝羯磨蒔絵舎利厨子@重文」も展示されていた。

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 誰もが一度は目にしたことのあるカエルやウサギの墨線絵、日本で最も有名な絵巻「国宝・鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」がある。
 現在は甲丙巻が東京国立博物館、乙丁巻が京都国立博物館に寄託保管されていますが、高山寺ではその模本を見ることができる。

↑2021年11月17日(水)。↓2020年10月。

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2021年11月17日に戻ります。

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 ラストは善財童子の素顔!チーム文殊菩薩の先鋒「善財童子」の方には苔むした庭園が見どころ。入り口側からの写真が有名ですよね。みんな撮りたがるが、必ず人が入るんですよね~。

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 紅葉を愛でたあとは抹茶でひとやすみも可能。お菓子は下鴨にあるあずき処・宝泉堂の「栂の月」です。ちなみに高山寺は日本ではじめてお茶が作られたとされる場所なんですよね。

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あっ最後に石水院の堂内の写真を載せます。2020年貸し切りだったので・・・

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 「明恵上人樹上座禅像」「仏眼仏母像」などの国宝・重要文化財、約一万点が収蔵する寺でもある。

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▽高山寺

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 京都のイメージとして「抹茶」「宇治茶」かと思いますが、宇治茶はここ栂尾の茶を移し植えられたもの。鎌倉時代、室町時代を通して、栂尾は茶の本園、その茶は本茶と言われ、天皇への献茶も毎年行われてきた。宇治の茶業家は古くから、新茶を明恵上人の廟前にお供えすることを今でも続けているそうです。歴史は大事ですね。続けるところに価値がある。誰かが面倒だ!やめた!と放棄すれば消えるだけなので。

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石水院を後に山側に進む。
↓2011年11月20日(日)。

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↓2021年11月17日(水)。↕同じところを撮っています。。これ以降の写真も・・。

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開山堂を彩る紅葉も美しく、侘寂(わびさび)の世界はここ。

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 世界遺産・高山寺を開山した「明恵上人」を祀る。侮るなかれ堂内には鎌倉時代の「明恵上人坐像@重文」が安置されている。この上人は和歌山県有田郡出身で平家一門で幼い時に両親を亡くし、阿弥陀信仰を極めにかかる。東大寺で修業したが教義に捉われない僧として生涯を貫いたそうな。石水院で団体客に説明をしていた寺の人が熱く語っているのを思い出した。

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↓2011年11月20日(日)。↑2021年11月17日(水)。

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金堂に向かうと「明恵上人」は眠る場所がある。

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そして仏足。

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 室町時代に焼失し、江戸時代に仁和寺のお堂を移築したもの。内部には釈迦如来坐像が安置されており、窓から見れるのですが、頭の部分は布で見れないようにしてある。

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石水院は外からのほうが綺麗だなと思う。それを見越してか椅子が用意されている。

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▽平岡八幡宮

空海が神護寺の鎮守として自ら描いた僧形の八幡神像を祭神とする八幡宮。

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 本殿内陣の天井は「花の天井」は44面の極彩色の花の絵が描かれ、毎年春と秋に公開。2021年は800円の拝観料となっていた。ただ、40分ほど宮司からの話がいろいろ聞ける金額になっている。
 ちなみに「大福茶」付き!だが、お菓子「大福」+「お茶」ではないので要注意だ!?私たち夫婦はお腹減ったな~という状況で、二人して「大福」食べられる!800円!という話をしたが、受付の方に「大福餅」ではないと一蹴されました(笑)。

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 境内には種々の椿の木がある。様々な歴史や自然、動物、日本人としての心得、神仏習合、近所の故・細木数子氏との話が聞ける。
 わかります?この椿の葉の面白い形。松竹梅は昔、松竹椿だったとか、雑学も入手できる。

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拝殿と本殿。本殿から宮司の説法?している声が聞こえる。神社で本殿に上がるって珍しいなと気づく。

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俳優も参拝されるようですね。説明書きの「靭」は大阪の靭公園に繋がるようだ。って、通じるかな・・。

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拝殿・舞電右側に貴船社がありました。

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本殿に近づきます。

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 ちなみにこの八幡社は石清水八幡宮より古いらしい。ということは、本宮・宇佐八幡宮か東大寺あたりから分霊したのかな。
 天井絵は本殿前に写真で飾られている。

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八幡神とつながりの強い「武内宿禰」が祀られている。これは八幡社あるあるですね。

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宮司のありがたい話のあとは「大福茶」です。宮司手作り梅干しと昆布のお茶です。

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▽岩戸落葉神社

山城国葛野郡の式内社「堕川神社」に比定される神社で、源氏物語の落葉姫ゆかりの神社。

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 ここから惟喬親王が晩年の余生を過ごしたとされる大森へと行くことができる玄関口。

 見る者を圧倒する大銀杏は、境内を埋め尽くす銀杏の落ち葉で知られている。大銀杏の樹齢は400年とも言われる立派な木。

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朱色の鳥居、扁額は「東郷平八郎」書とのこと。鳥居をくぐり、正面が拝殿で、「岩戸社」と「落葉社」の本殿がある。

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鳥居と拝殿を共有する神社は珍しい。

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落葉社の由来は3説ある。
①延喜式の神名帳に載る「堕川(おちかわ)社」である
②堕川は落川で、小野郷がいくつもの川が合わさり流れゆく場所にある
③源氏物語に登場する「落葉の宮」が小野の郷に隠棲したから
祭神は源氏物語に登場する「落葉姫命(おちばひめのみこと)」を祀ることから③になるが、真実は不明だが、落葉姫命は『源氏物語』に登場する、朱雀院女二の宮(落葉の宮)のことだそう。全くの架空の人物であるが、物語では夫の柏木が亡くなった後に、この小野郷に母と共に隠棲する設定となっており、その縁でいつしか落葉社の名と共に祭神として祀られるようになったのであろうと推察する神社&源氏ツウがいる。

 一方、岩戸社の祭神は「彌都波能賣神(みづはのめ)」、「稚日女神(わかひめ)」、「瀬織津姫神(せおりつひめ)」の3柱の女神で水神を祀る。

 ちなみに、稚日女神はアマテラスの妹でスサノオの悪戯!?でお亡くなりになる。怒りに震える姉アマテラスは岩戸に隠れ、この世から光が失われる。これが「天の岩戸」神話ですね。

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境内には四本の銀杏の巨木がそびえ立ち、晩秋ともなるとまばゆいばかりに色づきく。風が吹くたびにイチョウが降ってくる。

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 風が吹くたびにイチョウが落ちるのが絶景です!動画で撮ることをお勧めします。
 

▼セットで行くところ

本NOTEの通り。

▼旅行記

▽2011年:神護寺・西明寺・高山寺

▽2020年:高山寺

▽2021年:神護寺・西明寺・高山寺・天戸落葉神社・平岡八幡宮


▼仏像展

▽2017年:京都国立博物館「国宝展」:神護寺

神護寺
京都国立博物館 開館120周年記念特別展覧会『国宝』◆実は運慶が携わった仏像があり、天空の城とも言われる古刹。紅葉と仏像で有名だが、仏画「釈迦如来(赤釈迦」@国宝」が展示されていた。赤釈迦は肉身は金色で衣が朱色であり、全身赤色ではない。


▽2017年:東京国立博物館『運慶展』:高山寺

▽2019年:ICOM京都大会開催記念特別企画『京博寄託の名宝』:神護寺・高山寺

神護寺
2019年、京都国立博物館『京博寄託の名宝-美を守り、美を伝える-』の「京都の仏像・神像」スペースで、「薬師如来坐像@重文」が展示されていた。この薬師如来の印相を見ると釈迦如来か阿弥陀如来なのでは思わせた。また、「伝平重盛像@国宝」と教科書にも載る「伝源頼朝像@国宝」、「真済僧正像@重文」の肖像画も展示され、仏画は「釈迦如来像(赤釈迦)@国宝」、書は空海筆「灌頂歴名@国宝」と京都を代表する国宝の寺であることを示していた!!

高山寺
2019年、京都国立博物館『京博寄託の名宝-美を守り、美を伝える-』の「京都の仏像・神像」スペースで、「白光神立像@重文」と「薬師如来坐像@重文」が展示されていた。白光神立像はヒマラヤの雪を現した白色の仏像で、湛慶作の可能性があるそうだ。その他として「鳥獣文様陣羽織@重文」「輪宝羯磨蒔絵舎利厨子@重文」も展示されていた。



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