日本書紀あのシーン!日本唯一コウノトリ神「酒垂神社・久久比神社・萬休寺」コウノトリの郷公園徒歩圏は物部なんだ・・
延喜式に掲載されている神社や、日本で唯一!コウノトリを神様とする神社仏閣を巡る。あらっ、ここは出雲じゃなくて物部のようですね。兵庫県丹波市は出雲(蘇我)で、丹波篠山市は物部で、ここは物部で、京都・亀岡は出雲大神宮があるのですが、ここは物部なんだ。
変更履歴
2022/03/23 初版
▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽酒垂神社(豊岡市法花寺字長楽寺725)
「さかたれじんじゃ」は、国道から豊岡市立コウノトリ文化館と兵庫県立コウノトリの郷公園を無視して突き進むと現れます。社伝によれば、飛鳥時代の675年の夏に、当地を治めていた物部韓国連久々比命という郡司が神供用の稲を穫る贄田に酒造所を造った。
境内に入ると、左右に「鶴石・亀石」のようなものがある。ちなみに、酒垂神社本殿は重要文化財。
社伝によると675年に酒造3神を祀ったのが創建とのこと。この地方を治めていた郡司「物部韓国連久々比命」が神に供える米を穫る田に酒所をつくり、酒解子神・大解子神・子解子神の酒造神を祀って酒を醸造し、これを祖神に供えて五穀豊穣を祈願した
現在の祭神は「酒美津男命」と「酒美津女命」とする。
社殿は宮大工・大伴久清により建造されたことが分かっており、後日UPする中嶋神社もそうです。本殿の建物は小さいですが重要文化財です。建立年代や工匠名が明確であり、建築史上価値の高い神社建築遺構が重文になった理由のようですね。
境内には摂社・末社もある。上に写真は山ノ神社で下は八幡神社です。
左右に亀石がある。左は鶴石のような。というと伊和神社と同じですね。
▽久久比神社(兵庫県豊岡市下宮318-2)
「久々比」とは「鵠(くぐい)」すなわちコウノトリ白鳥の古称である。
『日本書紀』に、垂仁天皇の皇子・誉津別王は30歳になっても言葉を喋らなかったが、ある日、空を飛んでいる鵠を御覧になり、初めて何物であるかと仰った。天皇は大いに喜ばれ、天湯河板挙命にこの鵠の捕獲を命じた。天湯河板挙命はこれを追い、出雲・但馬あたりで捕えたと伝えられ、鳥取造の姓を賜ったという。その天湯河板挙命を祭神とする説もある。
本殿は重文です!と石標が拝殿前にある!?
本殿は重文です!
本殿裏です。
摂社・末社もどうぞ!
最後に、社務所に用事がる方は喫茶店「Avian Tot(アビアントット)」へ行けばよいようです。
▽萬休寺(兵庫県豊岡市祥雲寺463)
コウノトリの郷公園の向かいに位置する寺院で、境内からは悠然と飛翔するコウノトリを眺めることができる。本尊は聖観世音菩薩で、脇侍に千手観音菩薩が安置されていた。
▼旅行記
▼セットで行くところ
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