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佐々木さん集合「沙沙貴神社」伊勢神宮との繋がり!素晴らしい社殿!男石×女石でご縁!またげ石!【近江八幡シリーズ】【滋賀湖東シリーズ】

宇多源氏・佐佐木源氏・近江源氏のお宮。この神社すごいです。素晴らしい社殿×神社アトラクション×伊勢神宮外宮より"なんじゃもんじゃ"!?近江守護である佐々木一族、沙沙貴郷33村を始めとする人々の信仰を集めている。

変更履歴
2022/10/23 初版

▼HP

▼アクセス

滋賀県近江八幡市安土町常楽寺一番地

▼祭神

佐佐木大明神

具体的には
 ・スクナヒコ
 ・大毘古神・・・・四道将軍の一人
 ・仁徳天皇・・・・佐々木源氏の祖神
 ・宇多天皇・・・・宇多源氏の祖神
 ・敦實親王・・・・佐佐木源氏・近江源氏の祖神
で、佐々木氏は宇多天皇の皇子、敦実親王の玄孫である「源成頼」が近江國・佐々木庄に下り、成頼の孫・経方が佐々木姓を名乗った事ではじまる。

 古墳時代には、沙沙貴山君(ささきやまきみ)が御陵を守るため居住しており、自らの一族の祖神として「大毘古神(オオヒコ)」を祀ったとしている。

▼見どころ

2022年5月3日


2022年5月3日

▽楼門

2022年5月3日

 初参拝したとき、想像以上の大きさと存在感ではやく境内に入ろう!と思わせた楼門ですね。なのですが、左に目をやると・・神社アトラクション!?

▽縁結び:男石×女石

 楼門を入る前に楼門左に注目!!男石と女石があります。京都・清水寺境内にある地主神社にもある神社アトラクションですよね・・。出会いと縁結びを祈願して、男は女石を、女は男石を目指して歩くと祈願が成就する。

 男性は男石から女性は女石から目を閉じて、向こう側にタッチできれば、よい出会いがあるそうな!!「やってみ!!」と妻に言われて、やってみたが、うまくいかなかった。。残念がると「成功しなくてよいです」と言われた。。

 これは京都が最初かこちらが最初か?謎だ・・。

2022年5月3日
2022年5月3日

 2022年に気づいた。。男石・女石の説明看板裏に夫婦杉があるんだ・・。

2022年5月3日
2022年5月3日

▽楼門内:拝殿、本殿

2022年5月3日
2022年5月3日

しかし、よい楼門ですね。5月は「なんじゃもんじゃ」で参拝客が多いようです。GWだからかもしれないが・・。

 境内に入ります。舞殿兼拝殿があり、なかなかの雰囲気を持っている。誰もいない境内。こんなよい神社を独り占めできるなんて良い日だ!!

→拝殿

 境内に入ると下鴨神社、上賀茂神社など由緒ある古社の佇まいを感じる。

2022年5月3日
2022年5月3日

→本殿

 本殿があるのですが、左に磐座があります。祭神は同じようですが・・。

2022年5月3日

 祭神は「スクナヒコ」、四道将軍の御一人である「大毘古神」や「仁徳天皇」、「宇多天皇」、「敦實親王」の四座五柱。 拝殿は雪対策が取られ、本殿は立派で見ごたえあり。

2022年5月3日
2022年5月3日

本殿は格子で見にくい。。後ほど本殿裏など回るので紹介します。

→本殿左磐座(スクナヒコ、天之羅摩船)

2022年5月3日

 スクナヒコはオオクニヌシと良きパートナーとして国の平定に尽力した小さい小さい神様で、製薬会社から信仰が厚く、古事記のキーマンになる神様。
 「ササゲの豆の鞘に乗って海を渡ってきた」という伝説があるスクナヒコを祀ったことから「ササキ神社」という名前になり「ササキ」氏が誕生ということらしい。「ササゲ」で濁るな(*1)「ササケ」となり訛って「ササキ」??かも。。

*1:濁るな
 京都・貴船神社は「きふね」と読むが、地域名は「きぶね」と濁点がつく。これはケガレを嫌う神道の意味合いで、神様と同じ名前は申し訳ない(畏れ多い)という意味かと。この畏れ多いというのは、丹後王国の「間人(たいざ)」も似たような感じだ。こちらは読み方を変えているが、聖徳太子の母「間人皇后」から地名をいただいたところで、畏れ多いので読み方を変えたと伝わっているようだ。

2022年5月3日
2022年5月3日

 「天之羅摩船(アメノカガミノフネ)」は初めてかも・・。神様の説明書きには『少彦名神さまが、あずきに似たササゲ、この豆のサヤの船に乗り海を渡ってササキの郷に来た。それがササキ神社の始まりと云う伝説がある。 』と。

古事記より
オオクニヌシノミコトが、国造りをどうしようかと、現美保神社周辺の美保岬で海に向かって座っていたところ、天之羅摩船というガガイモの実の船に乗り、蛾の皮の着物を着たスクナヒコが波の彼方よりやってきた。

 伏見稲荷、今宮神社で有名な「おもかる石」っぽいのがあり、なぜか100円で鯉のエサが売られている。磐座前には勾玉がありますね。

2022年5月3日
2022年5月3日

→本殿裏

 ここから本殿後ろを回っていきます。本当は左側から回るのが良い気がしますが、本NOTEは右から回ります。

 本殿右側に社務所があり御朱印帳を預け、本殿裏に回ります。君が代にある「さざれ石」がありました。10世紀に編纂された『古今和歌集』に収録されている短歌の一つを国歌にするセンスが日本的!!

 本殿後ろからも参拝できます。賽銭箱はないですが。

2022年5月3日

 手前に権殿、奥に本殿です。

2022年5月3日

→本殿裏「干支の庭」

 本殿裏には干支ごとの石の神像?が安置されている。全国津々浦々から奉納されており、由緒正しい神社なのだろうと思った。

本殿左からだとこの看板が目印。

2022年5月3日
2022年5月3日

→摂社・末社:祇園社/愛宕社/賀茂社/影友稲荷

 境内には摂社があり、スサノオを祀っている摂社「祇園社」。古事記繋がりですかね。スクナヒコの相方=オオクニヌシ。オオクニヌシはスサノオから6代下がった血筋の神様。

○愛宕社
 京都市の愛宕社?京都亀岡市の愛宕社?どっちから分霊したのだろうか?

○下鴨神社・上賀茂神社

○影友稲荷

2022年5月3日

→摂社・末社:少童さま

 海の神・ワタツミの別名かと。日本書紀には「少童命」と表記されている。

2022年5月3日

○祇園社
 祇園社は八坂大神と津島大神を祀る。いずれもスサノオ本宮ですね。ただ、廣峯神社も書いていたら面白いのだが!?まあ~牛頭天王も祀るなら廣峯神社も入れてほしいかも。

2022年5月3日


→威徳社

→歳徳神

2022年5月3日より前

 やっぱ変えたよな~。2022年に参拝したとき、妻とともに違和感を感じたんですよね~。流石、古社であり、神社関係者も一目置かれながらも、神社アトラクションのメッカ!?

2022年5月3日

→八角神殿

2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日

→権殿

 多田源氏ですね。宇多天皇から繋がる家系図であることを確認済みなので、なるほど!という感じです。

2022年5月3日
2022年5月3日

 本殿の左にある。明治時代のある有名な陸軍大将・乃木希典を祀る。日露戦争で陸軍第三軍を率いた乃木将軍は佐々木氏の子孫のようです。

→またげ石

 なんと跨ぐと子宝に恵まれるといわれる「またげ石」発見。またげ石と言えば京都の「梅宮大社」が有名だが、まさかここにもあるとは・・。社務所で夫婦そろって祈祷を受けると跨げます。

 皇族所縁の神社「梅宮大社」の「またげ石」が有名ですね。

▽呑月の庭

2022年5月3日

 境内には神社仏閣アトラクションの「鯉のエサやり」を楽しむ、いつも与えられているであろう場所から手、いや柏手を連打し、集めて、一気に大量のエサを撒いたところ、カオスになります。

▽なんじゃもんじゃの木(伊勢神宮外宮より)

2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日
2022年5月3日

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▼旅行記

▼セットで行くところ


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