木口木版日記:木口木版のはじめかた 10 itoko 2021年1月22日 23:35 木口木版は、柘植や椿など堅い木を輪切りにして、そこに彫るもの。写真は柘植の木、高級品となります。私はまだ初心者、最初の3回は版木をダメにしました。 さて、椿の版木を磨きました。これは6回目の版。両面彫れるので、両面サンドペーパーで磨きます。80とか120番から1500番まで、木のこなが舞うので庭に出て磨きます。ほんとはもっと磨くはずですが、せっかちでやれてもここまで。 裏側に紙を貼り、傷がつかないよう保護。版木が回転するよう、10円玉を貼り付けます。 版木はビュランという道具で彫ります。 今なんとなく印刀型を使っています。細い線が彫れる気がしてます。 下絵はこちら。 版木には墨汁を塗っておき、下絵を反転し写します。刷ると逆になります。 彫り跡にはインクがつかないので、光を彫るイメージです。陰刻というらしいです。目元を彫りたいけど我慢です。これまでの少ない経験からみて、やりすぎたら戻れないことが分かってきました。それでもやりすぎてしまいます。 この記事が参加している募集 #とは 60,353件 #絵 #とは #版画 #木版画 #木口木版 10