「チャーハン作れます」。その意味は？。
私が社会福祉士として関わっている方の今後の生活について話し合っている時、その人が「チャーハン作れます」と言いました。皆さんだったらどういうイメージを持ちますか？
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて２３年、フリーの社会福祉士(2001年開業）柳田明子です。
独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。
さて。
私が関わっている男性Ａさん(40代）。
Ａさんの今後の暮らしについて
皆で話し合っていました。
Ａさんの持病を考えると
食生活に気を配らないといけないのですが、
家にはカップ麺がわんさかですし、
毎日バランスよく外食できるような経済状態でもないし、
自炊は無理だろうし・・・
と思っていたら、
「チャーハン作れます」
とＡさん。
え？そうなの？
Ａさん、料理できるの？
意外！
Ａさん、切ったり、炒めたり、ゆでたり、
できるんですか？
チャーハンって、けっこう
細かく材料、切りますよね？
「切らないよ」
え？
あ、カット野菜を使うとか？
「そうじゃなくて」
・・・？？？
よーく話を聞いてみると、
Ａさんの
「チャーハン作れます」
とは、
冷凍チャーハンを
温めて
食すことができる
ということだったのでした。
そうか…
てっきり私は、
「すべての材料を刻んで、炒めて、
味付けして作ることができる」
ということかと思ったんだけど、
そうか…
冷凍チャーハンね…。
日本語として
どうかなと考えてみると、
「ラーメン（カップ麺）作れます」
＝お湯を沸かして注いで3分待てます
「（冷凍）チャーハン作れます」
＝お皿に移してチンできます
うーん、
（カッコ）部分の有無いかんではありますが、
あながち間違っているとも言えないのかな。
こうして考えると、
「自炊してます」
「料理できます」
の意味合いも、
世代や時代で違うかも知れませんね。
以前に投稿した
「文章を書くのは得意」の意味合いも変わってくる・・・
・・・というのに、ちょっと似てるなと
感じた出来事でした。
社会福祉士としましては、
相手がどういう意味合いで
その言葉を使っているかを
しっかり受け止める必要がありますね。
そうじゃないと
その後の
ソーシャルワークの展開が
変わってきますものね。
本日は以上です。
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ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
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今日も気持ちの良い一日を！
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
（2001年開業）
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