秋葉総本殿 可睡斎の風鈴まつり
静岡県袋井市にあるお寺「可睡斎」に行ってきました。こちらは遠州三山風鈴まつりでも有名なお寺です。
可睡斎の由来
第十一世仙麟等膳大和尚は、幼い家康公を戦乱から救ったことがあり、後に家康公が浜松城主になった折、報恩のために城へ招かれましたが、なんとその席で居眠りを始めてしまいました。それを見た家康公は、和尚の安らかな親愛の心を悟り、「和尚、睡る可し」(御前で眠っても無礼ではないとの意)と言い、「可睡和尚」と愛称されるようになりました。これにより寺号も東陽軒から可睡斎へと改められ、後に十万石の待遇と徳川幕府最初の僧録司という職も与えられました。
アクセス
遠州三山であるお寺を3つ纏めて周るのがオススメなので、やはり車が便利です。駐車場はけっこう広め。
バスの場合は、袋井駅から「可睡斎入口」というバス停で下車すると近いです。
境内
まず階段を登って境内へと向かいます。
階段を登ると入口があります。
風鈴まつりの時期は、風鈴がたくさんあって綺麗です!
風鈴の音はなんだか綺麗で癒されますよね。色とりどりの風鈴がありました。
こちらは秋葉三尺坊大権現様の御真躰を祀る火防総本山です。
大きな天狗の下駄もありました。
こちらのお寺では、堂内を見学することが出来ます。と言うわけで、拝観料を支払い中へ。中はとても広いです。
こちらは1階と2階にある瑞龍閣。
昭和十二年に建築された総ヒノキ造りの建物です。
安土桃山時代の書院造り風で、1階・2階には襖絵や額絵があります。こちらは国登録有形文化財です。
こんなに広い畳の部屋には少し憧れがあります。
天井も素敵でした。
続いて、こちらは大東司(お手洗い)です。
昭和十二年なは建築された当時かの水洗式トイレです。日本一の烏蒭沙摩明王(健康を守るトイレの沸様)が祀られており、国登録有形文化財に指定されています。因みに、男女兼用ですが今も使えます。
可睡斎では、禅宗の「◯想」に因みご縁日風鈴と名付け、人生の良縁を風鈴に託します。山門から本堂までの「風鈴の小道」には約2000個の色とりどりの風鈴がつるされていましたが、堂内にも風鈴がつるされていました。
堂内には、「赤富士風鈴(1000個)のオブジェ」が飾られていました。
富士山の形をしていてとても綺麗です!
最後に、色々と見て回った後は暑気払いとして水無月ぜんざいを食べて休憩。
ぜんざいも冷たくて美味しかったです!
拝観後、カツオのおみくじをひいてみました。
カツオの形が可愛いおみくじです。
そして、その後はお土産などを売っている売店で抹茶アイスを食べました。
静岡なので、やはり抹茶は濃厚で美味しかったです!
風鈴もたくさん見ることができて良かったです。是非風鈴まつりに訪れてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?