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1400年の時を超えて 四天王寺
大阪府天王寺区にある「四天王寺」に行ってきました。
四天王寺とは
今から約1400年前の推古元年(593)、推古天皇の摂政皇太子であった聖徳太子は、日本仏法最初の大寺を創建しました。それがこの四天王寺です。
四天王寺は外交・内政両面の拠点とされました。当時、外交では隋国との対等外交を、内政では「冠位十二階」を制定し、優れた人材を登用して平等な社会を実現しました。
アクセス
JR・地下鉄の天王寺駅からは徒歩15分、地下鉄谷町線の四天王寺前夕陽ヶ丘駅からは徒歩5分です。都心にある為、アクセスはけっこう良いです。
近くには天王寺公園や、少し歩くと通天閣もあります。
境内
駅から歩いて、境内に向かいます。
門がいくつかあり、こちらは南大門。
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南大門を抜けると「仁王門」があります。
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仁王尊像を祀っていることから、仁王門と呼ばれています。東側(向かって右)は那羅延金剛力士、西側(向かって左)は密迹金剛力士です。
この仁王像は、奈良県にある東大寺の仁王像に次いで、国内で2番目に大きい像です。
その後、入場料を払って中へ入りました。中には五重塔があります。
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五重塔は聖徳太子の創建後、度重なる戦火天災によって焼失しました。その都度、再建を重ねて現在の塔は昭和34年に再建されたもので、8度目の再建となります。
こちらは金堂↓
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中には四天王寺の本尊である「救世観世音菩薩」が安置されています。
色々と見て周ったことで、再度外に出ました。
四天王寺は広いため、他にも様々な建物があります。こちらは重要文化財の「六時堂」です。
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六時堂は、境内中央に位置するお堂で、昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時堂と呼ばれています。
こちらは「英霊堂」です。
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英霊堂は、明治39年に建立された、他のお堂に比べると新しいお堂です。当時は大釣鐘堂と呼ばれ、世界一大きい大梵鐘が釣られていました。鐘は第二次大戦で供出され、その縁により戦没英霊を奉祀する英霊堂と改名され現在に至ります。
こちらは「大黒堂」
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大黒堂は、一体の像に大黒天、毘沙門天、弁才天の顔を持つ「三面大黒天」です。福の神トリオの仏様は、子孫繁栄・福徳智慧・商売繁盛などにご利益があるとされています。
色々と見て周った後は、「極楽浄土の庭」へ行きました。こちらの庭園に入るには再度拝観料が必要です。JAFの割引がありました。(聞かないと教えてくれません)
庭園の中には、重要文化財の「五智光院」があります。
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こちらは、文治3年(1187)に後白河法皇により建立されたのが始まりで、現在のお堂は再建されたものです。
ここでは、法皇が佛と結縁するための儀式に勤めていました。
その後は庭をぐるっと一周しました。
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池がいくつかあります。
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季節柄、あいにく枯れ木しかありませんでした。ちょっと残念。
御朱印
最後に四天王寺の御朱印を頂きました。四天王寺の御朱印帳は、昔の四天王寺の様子を描いた「浪速名所図屏風(四天王寺図)」の御朱印帳です。
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当時の四天王寺が分かる貴重な資料です。
色々と見て回れたり、御朱印も頂けたことで満足です。アクセスの良い場所にあるので、是非行ってみてください。