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今までにおすすめした本がAudibleになっていた

現代の二宮金次郎に贈るソリューション

 忙しくても本が読みたい。例えば歩きながら、料理をしながら、ジムでトレーニングに励みながら読書が出来れば……。

 しかし現代では、歩きながら本を読む二宮金次郎スタイルで街を闊歩するのは大変難しいです。料理中やトレーニング中は両手がふさがっていますから、読書なんて出来るわけもなく。

 どうすりゃいいんだと途方に暮れる二宮金次郎たち……。もしもあなたがその一人なら、Amazonが提供しているオーディオブック、Audibleはうってつけのソリューションです。

Audibleとは
Audibleは、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能です。

Audible紹介ページより引用。

 そこで今回は、私が今までnoteでおすすめしてきた本の中から、Audibleになっていた作品の一部をご紹介します。
 本を取り上げたエッセイもあわせてまとめておきましたので、詳しい本の紹介はエッセイをご覧くださいませ。あなたの積読拡充やこれからのお供探しのお力になれれば幸いです。


シャーロック・ホームズの冒険1: ボヘミア王のスキャンダル/赤毛連盟

 まずは、今回の記事のひとつ前のエッセイで取り上げたシャーロック・ホームズの小説。

 エッセイ内では新潮文庫版をご紹介しましたが、AudibleになっているのはKADOKAWA版です。ツウな方は、それぞれの翻訳の違いを比べながら楽しむなんてことも出来そうですね。


モモ

 続いては、言わずと知れたファンタジーの名作、ミヒャエル・エンデの『モモ』。

 なんと、『モモ』のAudibleの朗読を担当するのは声優として知られる高山みなみさん『名探偵コナン』のコナンや『魔女の宅急便』のキキが代表的ですね。
 知っている声で読む『モモ』は、本の読書とはまた違った味わい深さ。『モモ』ファンも、初めて『モモ』をお読みになる方も、親しみを覚えやすいのではないでしょうか。


木曜殺人クラブ

 こんな比較的新しい作品、しかも海外の作品まで日本語でAudibleになっているとは! 引退者用の高級施設で結成された〈木曜殺人クラブ〉のシニアが活躍する、私が大好きな小説です。

 2023年までに第三弾まで日本で刊行されている大人気のシリーズ、その原点となる第一弾。初めて『木曜殺人クラブ』シリーズをお読みになる方は、音声を通して登場するキャラクター像を想像してみるのも面白そうです。
 朗読の茶川 亜郎さんは、日本初の覆面ナレーターでナレーションしたオーディオブックは300冊超なんだとか。信頼と実績の朗読で、名作をぜひワクワクお楽しみ下さい。

 お好きな方には英語版もあります。


カササギ殺人事件&ヨルガオ殺人事件

 ヒエ……となりながら読んだ、『カササギ殺人事件』と『ヨルガオ殺人事件』もAudibleになっていました。『木曜殺人クラブ』もそうですが、英語版のAudibleがある作品は日本でも音源化されやすいのかもしれませんね。

『カササギ殺人事件』の朗読に、男女お二人の名前があった時はにんまりしてしまいました。そうそう、そういう小説だよなあ!! 『カササギ殺人事件』っていう本はさぁ!!!!(『ヨルガオ殺人事件』もそうです。)

 Audibleも文庫と同じく上下巻に分かれているので、ご利用の際はご注意を👇

『カササギ殺人事件』は英語版もあるようです。


選択肢が多い現代を生きる二宮金次郎たちへ

 こうやって見てみると、Audibleって昔の作品も今の作品も守備範囲広く展開しているんですね。
 そういう意味では、「今の人気の本はなんだろう?」と探る際に、Audibleのラインナップを見てみるのもいいですね。調べてみた結果、「これはAudibleで読もう」とか「この作品は紙で読みたいな」といった判断をすればいいわけですから。

 本を読むのに最適なのは、紙の本なのか電子書籍なのかオーディオブックなのか……といった類の議論は尽きません。ですがはっきり言えるのは、ご自身にとって「これはいいぞ!」と思える手段でお読みになるのが一番だということ。
 現代は選択肢が多い時代。迷える二宮金次郎たちが、一人でも救われればと思う今日この頃です。

 Audibleについての詳細は公式サイトをご確認下さい👇



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積読拡充のためには、こちらのエッセイもおすすめです。

他の読書感想文は、こちらのマガジンからどうぞ。

矢向の割と丁寧な雑談まとめはこちら。

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© 2024 Aki Yamukai

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矢向 亜紀 / やむかい あき
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