#ドラマ感想文「VRおじさんの初恋」「おい!ハンサム2」他7本(2024)
■VRおじさんの初恋
良いドラマだった。じわじわとくる。音楽も良かった。
おじいさんとおじさんが、VRの中では若い美女と女子高生で恋をする。
これだけ聞くと、BL恋愛ドラマと勘違いする人もいるかもしれないが、恋のキュンキュンを楽しむドラマではない。ヒューマンドラマだ。爆笑問題の太田さんも観ていたようで、ラジオで話しているのを聞いて、同じドラマを観て良い評価をしているのが、なんかうれしかった。
■天使の耳
後味の悪いストーリー4話。
結局第1話の事故は、気づかなかったことにしてしまったということか。
交通事故についての、法の理不尽を表現したかったのか?
■季節のない街
2話でリタイヤ。次を観たい、という感情が湧かなかった。単に今の自分のコンディション的なものか、わからない。とりあえず今回はリタイヤした。
■岸辺露伴は動かないの再放送(密漁海岸、じゃんけん小僧、ホットサマーマーサ)
鶴瓶の家族に乾杯で葉山をやっていて、ロケ地ということで見てみようと思い、初めて視聴した。マンガを読んでいないせいかわからないが、私にはハマらなかった。
【映画】「岸辺露伴ルーブルへ行く」も視聴した。つまらなかった。数回に分けて、頑張って最後まで視聴した。
■おい!ハンサム2
面白かった。けれど、ちょっと物足りなかった。あと、下ネタが多めだったと思う。
ぷつっと切れて、後でその答えやるのかと思ったらなかったりして、不自然な部分もあった。ネットで書かれていたのだけれど、地上波ではカットされている部分があるらしく、配信でカットされた部分を見てわかる内容があるらしい。
最終回もなんか物足りなかった。映画に続く的なことなのだろうか。映画にするなら、もっと長い尺でドラマでやってほしかった。好きなドラマなので。
■ダブルチート
向井理主演。WOWOWと共同制作らしい。
可もなく不可もなくな感じで一旦リタイヤしたつもりが、また見始めて最終回まで視聴。
犯人捕まえたところまでいったけれど、実はもっと黒幕がいるとわかったところで、シーズン2へ続く・・・。”続き(シーズン2)はWOWOWで”ってことだった。(-_-;)うぅ・・・そうか、そのパターンか。そうだよねぇ、共同制作だもの。
***<視聴途中>***
■燕はもどってこない
代理母の話。サロゲートマザー。卵子も提供する。
”自由になるには、結婚すること”と、説く主人公の叔母の言葉が刺さる。その結婚とは、”形だけでもいい”という意味での結婚。その叔母はがんで亡くなる。生涯独身だった。原作を読みたくなる。
■愛してる、と言いたい
恋人が別の人と婚約。自分の城(マンション)を購入。困っていた若い市役所職員と知り合い、間貸し(同居)することになった。逃げ恥パターンか・・・?
安達祐実が綺麗。とりあえず続きを見たいと思ったのでみることにした。
■虎に翼
寅子は弁護士になって、結婚もする。妊娠で弁護士を辞める。→戦争→父、兄、夫を亡くし、裁判官を目指す→家庭裁判所設立→裁判官になる。
弁護士になったところでひと段落というか、青春時代がおわった感じ。学生時代、よかったなぁ。
普通に暮らしている中、戦争がひたひたと忍び寄っている感じの描かれ方が上手い。新聞や、後ろに映る看板、脇役が読んでいる雑誌、食糧難でメニューを減らした甘味処”竹もと”、(裁判傍聴が趣味の)お寿司屋さん、まだこの時は寅子たちに切迫感は感じられない。これが現実の戦争の始まりで怖さなのではないか?と思う。
以前黒柳徹子さんが、え?戦争はじまったの?みたいな空気だったと言っていたことが印象に残っている。
弁護士編が終わり、裁判官編のはじまりの回は、オープニング曲のタイミングが鳥肌もの。演出?が上手い!と思った。
裁判官編は今のところ、学生編のような高揚感はイマイチないけれど、懐かしい人たちとの再会があって、彼ら彼女らのその後を知ることができる。今のところ、引き続き毎朝の楽しみにしている。
以上、日本の今期ドラマ、まとめていくつか感想文でした。
イチ推し作品は「VRおじさんの初恋」。
斬新というか、今までになかった作品で、印象に残るドラマでした。
<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>
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