梅雨が、夏が、湿気が来る。暑くなる。対策をせねばならない。最善の対策を:湿気による暑さ対策【備忘録】
どうもみなさんこんばんは、夏が大嫌いな男、ヤミノツキシです。
夏、皆さんは好きですか? そうですか。よかったですね。(何?)
夏、暑さ、というよりも湿気が大嫌いなワケです。
暑いだけなら耐えれても、何もしなくても汗がボタボタ噴き出してくるわけです。
なんなら、暑くなくても汗が噴き出してくる。
そんなわけで今回は自身の備忘録を兼ねて、夏・湿気対策をまとめました。
その1は夏の暑いとき向けの記事、その2は通年通して使える記事になる予定です。
目次から読みたいところに飛べるようになってますのでどうぞ活用してください。
1.体にこもる熱の対処、体から熱をとる
湿気が多くなると体に熱がこもって、イライラしたり、汗が噴き出したり、はたまた具合が悪くなったり、良いことが無い!
私が思う一番の問題なので、先に紹介します。
体の熱をとって、クールダウンしていきましょう。
・「ゆとり」のある服装
よく聞きますよね、暑さ対策に「ゆとり」のある服装が良いって。
皆さん夏の間の服装はいかがでしょうか?
特に私のように太っている人で暑さが苦手な人ほど注意していただきたいんですけど、服装、キツくないですか?
キツいまでいかなくても、ぴったりフィットするような、余裕のない服を着てませんか?
麻だったり、エアリズムみたいな通気性の良い生地であったとしても、服の隙間、袖や襟ぐり、裾からの空気の流れが悪いと熱や湿気は籠ります!
体が動いたときにポンプのように袖、襟、裾から空気の出し入れができているかどうか!
体の放熱対策の基本を間違えてはいけません!
私など、XLサイズでピッタリなのでよくそのサイズを着てますが、多分XXLか3XLを着たほうが余裕が生まれて、明らかに涼しくなります。
問題はそんなサイズの服装が、あまり売られてないこと。
仕方ないのでユニクロ公式通販から私は取り寄せます。こればかりはしゃーない。
ああ、勘違いしてほしくないんですが、生地をないがしろにしているわけじゃないですよ?
次の項目でも話します。
それとシャツのおすすめは前にも書いたけどジャージー生地ってやつ。
合わせてこちらの記事も読んでおくと良いよ。
・裸よりも肌着を着るべき?
休みの日や、家に帰ってから、暑いからと裸になってませんか?
裸で扇風機の風を浴びたりするのもいいんですが、肌着を一枚着たほうが涼しい場合もあるのでご一考を。汗の蒸発を助けてくれます。
もしあなたが敏感肌ではないのであれば、汗の蒸発を助けてくれる化学繊維の肌着がおすすめです。吸汗速乾性ってやつ。イオンなどからもプライベートブランドで色々でてますよね。
肌にかかる負担を考えるなら天然素材ですが、化学繊維よりも機能は落ちます。こればかりは仕方ない。綿の混合や麻、絹がおすすめです。
これらも「ゆとり」のあるサイズを選んでくださいね!
・水分はこまかくこまめに。一口、二口ずつでも。
水分は細かく小まめにです。
ちまちまと、常温よりちょっと冷えたくらいのを飲むのが水分補給という点ではいいんですけどね……なかなか難しい。
キンッキンに冷えた飲み物をぐいーっと呷るととても気持ちがいいんですが、それを続けていると内蔵が冷えて循環が悪くなり、むくみや他のめんどうな症状がでたりするのでご注意を。
現実的には冷えた飲み物をちびちび飲む、のが良いと思います。口の中である程度冷たさが取れてから腹に入るので、内蔵の冷えにつながりにくく、顔が冷やされるので冷感を得やすいです。
※熱中症対策に、アイスラリーってのがあります
これは水分補給とは考え方が違うので、混合しないように注意です。
自分の周りに勘違いしてる人がいたのでここでも注意しておきます。
こちらでも言われていますが、アイスラリーそのものは深部体温を下げたりできるので中々いいのですが、量を飲み過ぎてはいけません。
ポカリスエットアイスラリーがなぜ100mlしかないのかは、ちゃんと考えられているのです。
・「冷感」に惑わされるな。
冷感。よく聞きますよね。
これからの時期スーパーでも暑さ対策コーナーなんかで見ますし、接触冷感素材の寝具なんてものもあります。
まずはじめに、”スースーする”とかの実際に熱をとっている訳ではないミント系の対策アイテムは注意が必要です!
私は実際にそれで一度ぶっ倒れました!
当時、私はミント系アイテムというか、いわゆる「ハッカ油」を使って暑さ対策をしてました。
とても涼しく感じることができ、香りもスーッとして暑いときには気持ちが良いものでした。
が! これ肌が涼しいと勘違いしているだけで、実際体の熱が下がったりしているわけではありません!
肌や脳をだましてるだけで、体にかかる負担はまったくとれてないわけです。
結果、熱中症になってしまい倒れてしまいました。
なので、「冷感」アイテムはおススメしません!
もし使うなら実際に熱を奪う、アイシングに使うスプレーとかをすすめます。
あと接触冷感ってのは、触った瞬間、すぐに熱を奪ってくれる熱伝導率の高い素材のものを言います。
こちらは触った瞬間は確かに熱を奪ってくれて冷たく感じるわけですけど、冷たくし続けてくれるわけじゃないことに注意です。
だいたいセットになってるとは思いますが、吸汗速乾性の高い素材のものを選んだほうが個人的には暑さ、熱の対策になると思います。
・漢方に頼る
処方箋以外では高くつくのでそこまでお勧めはしませんが、漢方に頼るのも手です。
薬事法とかそのへんに引っかかるかもしれないのでここでは詳細に触れませんが、そういう手段もある、程度に頭に入れていただき、ご自身でお調べください。
かかりつけ医がある場合、相談してみるといいかもしれませんね。
・エアコンはマスト。マストです。
ここまで触れてきませんでしたが、使えるならエアコンは使ったほうがいいです。私の部屋にはありませんが。
特に体力のない方、子供、汗のかきにくく喉の渇きも感じづらくなった高齢者の方がいる場合、ないのであれば設置も前向きに検討してください。
明らかにここ数年の暑さは、昔よりも厳しくなっています。
変なこだわりがあるなら捨てて、「いのちだいじに」で行きましょう。
どうしても使いたくない方は濡らした布で体をふいた後、扇風機などで風を浴びると一気に涼しくなれます。
……まぁ、これもエアコン使ったほうがさらに効果あるんですけど。
なお、電気代的に、除湿機能を使うくらいなら冷房機能を使ってください。これは数年前に話題になったから知ってる人多そう。
・水風呂の入り方
一時的に涼を取ったり、体に熱がこもってしまっている状態(熱中症になりかけてる)時に有効なのが水風呂です。
ただ、急にざぶんと入ると危ないので、ちゃんと知識をつけておきましょう。
水道水の冷たすぎない温度(16~24くらい)で、足や腕など、心臓から遠いところから浸けてゆっくり慣らしながら、5~10分ほど全身を浸かる。
心臓から遠いところから水に浸けて~のくだりは、要はプールに入る前のあれです。足とかつけながら、胸にパシャパシャかけてください。
時間は5~10分と書いてますが、調べると大体そう書いてあるってだけであって、人によると思います。冷やし過ぎない程度に自己責任でどうぞ。
・ネッククーラーを使う
ネッククーラーって知ってますか? たぶん皆さんが思い浮かべたのは、水をつけたり、保冷剤が入っているタイプのものだと思いますが、世の中には電動のものがあります。
私も去年にサンコーのを買いました。
確かに冷えていいのですが、当たり前ですが音がうるさいのと、金属プレートが肌にあたるあのピタっとした感覚が苦手で、気軽には使ってませんでした。
正直なところあんまりおすすめしません。
・空調服という力業も紹介
近年、ワークマンを中心にカジュアルなデザインと使い方が広まってきた空調服をご存じでしょうか?
背中側などに大きな穴があり、そこにファンをはめて使うアレ。外の空気を強制的に服の中に送り込みます。いわばソロ用扇風機みたいな?
おススメなんですけど、値段が色々で、どれが良いよ! と言いづらいです。もしこの記事を読んでる中で使ってらっしゃる方がいれば使用感やオススメの商品を教えてくださると助かります。
一応ワークマンのページ貼っておきます。
https://workman.jp/shop/c/c90/
2.汗対策&におい対策
湿度が上がると同時に、汗の量も増える。
汗っかきの宿命というか、なんというか。とにかくまだ暑くなる前でも汗をかくんです我々は。
そんな同士に向けて、私が行っている対策やおすすめを紹介したい。
・肌着の素材を見直す
前述してますが、肌着の素材も重要なんです。後、色も。
色に関しては暗い色が熱を持ちやすくて、明るい色が熱を逃がしたりしやすいってのはなんとなく雰囲気で皆さん分かると思いますんで省略。
正直、エアリズムって汗っかきの人向きじゃないと思うんですよね。
汗かきまくった後、背中とかが全然乾かなくてべっちょりして気持ち悪いなって思ったりしません?
私は結局、肌が負けてボロボロになったので綿のシャツを数枚、職場に置いて汗をかいたら取り替えてます。エアリズムの肌着はもう買わないかな。
寝るときに着るにしてもちょっと頼りないというか。
噂によるとモンベルの肌着が良いらしい。肌着にしては値段はするけど、買ってみようかな?
・ベッド、布団の素材を見直す。隙間を作る。
通気性ってのは、服に限った話じゃないんです。
ヤミノ君はお小遣いを犠牲にニトリのこれを今年買う予定です。
高通気敷布団 シングル(N-BREATH S)
https://www.nitori-net.jp/ec/product/7543671s
あとすのこね。カビ対策にもなるし。
ニトリを代表に、速乾性のある敷パットとかあるので、その辺を積極的に使っていきたい所存。
布団の下に敷く珪藻土敷パットはどうなんだろう……すぐにダメになりそうだけど。
・寝ている時の暑さ、湿気、汗対策
寝具の話が出たので寝るときの話。
クーラーがあればそれに越したことがないんですけど、それが無い人へ向けた対策です。
扇風機、凍らせた水入りペットボトル2、3本とそれを入れる桶や洗面器、その下に敷くタオルを用意する。
タイマー機能を設定した扇風機の前に桶に入れたペットボトルを置き、扇風機を風を当てる。強さは弱でよい。扇風機→ペットボトル→自分の順で設置。
冷気が流れてきて涼しい&部屋の湿気がペットボトルの表面について湿度が下がる効果のおまけつき。
桶を使うのはペットボトル表面についた結露が垂れるため。タオルはその垂れた結露で桶に結露がつくためです。
タイマー機能を使うのは、長時間扇風機の風を浴びすぎると風邪をひくからです。いやマジで。
頭のほうじゃなく、足元に向けて設置するのを勧めたい。
かなり快適になります。
ペットボトルは凍らすと膨張するので炭酸の入っていたやつを使いましょう。
書いてて思ったんだけど、別にこれ寝てるときに限らないよね……?
・ボディソープを吟味しろ!おすすめはデオウとデオコの二択!!
明らかに体のニオイの取れ方が違うデオウ!!
ニオイ対策ついでにちょっと肌のことを思いつつ、いい匂いがするデオコ!!
もうマジでオススメなのでボディソープはこの二つを買ってください。今気づいたけど、どちらもロート製薬の商品でした。
デオウは加齢臭やワキ、足のニオイにも効きます!
ワキや足には、ポンプから手に出して泡立てずに直接刷り込むように使います。刷り込んで少し置いてから泡立てて洗い、しっかりすすいでください。
私は家に帰ったら風呂場で足を洗い、風呂に入るときは頭を洗う前にワキにデオウを刷り込んでから頭を洗って、その後ワキを洗うような流れにしています。
マジでびっくりするくらい違うので、ワキや足のニオイに悩んでる方、女性でも使ってみてください。
ただ、デオウはほかの石鹸と混ぜて使うと洗浄能力が落ちるという話を聞いたことがあるので、(あんまりそんな使い方する人いないと思うけど)一応注意してくださいね。真偽は不明です。
デオコはめっちゃいい匂いがします!
発売当初にバズったとき言われていたのが「女子高生のにおいがする」ボディソープがある。でした。
女子高生の匂いがするのかはわかりませんが、とにかくいい匂いがします。
デオウが炭の成分で嫌な臭いの成分を吸着して洗い流すのに対し、デオコは泥の成分を使っています。
なので肌が滑らかになる効果もあって、とても使い勝手がいいです。ビタミンC誘導体も入ってるので保湿にも良いゾ。
洗浄力の高いデオウはピンポイント使い、いい匂いがして保湿もしてくれるデオコは全体洗いと、使い分けていきましょう!
・衣類のニオイに逆性せっけんを使う ※ただし使い方に注意
逆性せっけんって知ってますか?
衣類についたニオイをとる最終手段というか、個人的最強手段です。
あまり普通のスーパーで売ってなくて、ドラッグストアとかで売ってるような商品です。有名なのはオスバンSってやつ。
成分に「ベンザルコニウム塩化物液」または「塩化ベンゼトニウム」って書いてあるものになります。
上記の記事が良くまとめられてました。
が! そもそもの話、逆性せっけんを衣類に使うのは推奨されてません。
自己責任での使用になるのでご注意ください。
でもめっちゃニオイとれます!
さらに言うと、いろいろな使い方ができる逆性せっけんですが、金属に対して腐食効果があります。
必ず使う前に注意書きをよく読むようにしてください。
ざっくり注意点
+通常の石鹸・洗剤と混ぜて使わないこと(能力が落ちます)
+かならず使用目的に沿って薄めて使うこと。
+素手で使わないこと
+革製品、色柄物には使わないこと
+基本、金属類には使わないこと(使い方は自分で調べて)
+細菌には効くけどウイルスには効かない
個人的に気になるのは、どこのサイトを見てもあまり書かれてないんですけど、逆性せっけんを使った後のタオルなどは生地が弱まってる気がします。
お気に入りの服などに使うのは避けたほうがいいかもしれません。
湿気からくる暑さ対策はとりあえずここまで
ざざーっと書いてきましたが、皆さんの参考になるところがありましたでしょうか?
よければスキしていってね! 感想・意見等、コメントもよろしくね!
次回は部屋の湿度の下げ方、カビ対策なんかをまとめたいな~
ヤミノ君の過去のおすすめ記事
今の時期におすすめな過去記事載せておきますね。
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