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Y.PRESS by やまと新聞

Y.pressはやまと新聞のnoteです。 皇室を敬い 日本の歴史・文化を正しく伝えていきます。 今の日本の政治について少しだけ学びたい。今日本で起こっていることを知りたい。 こ…
国会内でも取材しています。専門家によるコラムはとても勉強になります。今の政治を学びたい方、いろいろ…
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2022年6月の記事一覧

【論説】現代に不要な「怒り」という感情

喜・怒・哀・楽。 私たちの心の状態を表す4つの感情のうち、「喜」「楽」に嫌悪する人はまずいないだろう。「哀」もまた、涙で浄化することで私たちの心を豊かにし、人間的な成長を促す大切な感情である。 「怒」はどうか。人に怒る。モノに怒る。運命や巡り合わせに怒る。どれもこれも、怒りを抱いた後にカタルシスが訪れることはない。6秒間、怒りの絶頂をやり過ごし、セルフコントロールを何とか取り戻したところで、我慢に見合う成長もなければ至福もない。 そもそも怒りの感情は何のために備わってい

【論説】戦争もニュースも、進化と風化が止まらない

戦争という究極の悲劇も、自分たちと関係のない世界で行われている限り「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということなのか、ロシアの侵略当初に比べ、私たちの中で日常的な問題に矮小化されつつある。 当初はウクライナ一色だった日々のニュース速報も、身近な国内ニュースや経済指標、国会の話題が優先されていき、ウクライナ侵略はコロナと同様に、「解決されない長期的な世界の問題」となり、ウィズコロナのようにウィズウォーとなってしまった観がある。 こうしている間にも中国では、台湾侵略に向けた環境整備

【告知】77記念日 中国共産党が日本に戦争を仕掛けた記念日」(茂木弘道) つくる会/つくる会東京支部が贈る連続講演会

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【論説】たった1人の独裁者になぜ世界は翻弄されるのか

ウクライナで進行中の戦争は、ひとえにプーチン大統領の独断から始まった。強烈な独裁者によって万単位の犠牲者を出す軍事作戦は、近年でも頻発している。 アサド大統領の独裁体制を維持するためのシリア内戦や、サダム・フセイン大統領のクウェート侵略に始まる多国籍軍との湾岸戦争も国際協調を無視した独り善がりの私益から始まった動乱だったと言える。情報が閉じられながらも進行中のウイグル民族弾圧や北朝鮮国内での粛清行為もまた、1人の為政者による犯罪行為と言える。

【告知】7月7日:「『めぐみへの誓い』と特定失踪者」

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【概説】「史実を世界に発信する会」 茂木弘道

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マリの喫茶室(76)ハウステンボスの魅力

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「中立などあり得ない  日本は明確な武器をウクライナに送るべきだ」 西村眞悟

更に、ロシアについて記したい。この度の、ロシア・ウクライナ戦争に対して、一部評論家が言うような、「我が国の中立」、はあり得ない。その為に、「我が国にとってロシアとは何だったのか」という真実の歴史認識を取り戻さねばならない。 明治維新による我が国の「文明開化」以来、日本国民が読んだ外国文学のなかで、ロシア文学が一番多いと言われる。確かに、ロシア文学における、西欧的なものではない、スラブ土着の素朴な世界さらにアジアの雰囲気が深く印象に残るからだろうか。トロッキー髭を生やした勝田

【日本への回帰】 日本人の労働観(3)  荒岩宏奨(展転社代表取締役)

日本の労働観  次に、日本人にとっての労働観を神話から見てく。  西洋の労働観の根底が西洋の神話にあったやうに、日本の労働観の根底もやはり神話を見ることによって明らかになる。  日本の神話『古事記』や『日本書紀』では、最も尊い神様であらせられる天照大御神も高天原で労働をなされてゐる。水田で稲を作られてゐるのだ。そして、皇孫(すめみま)邇邇芸命(ににぎのみこと)は天照大御神から稲の種をお受け取りになられ、豊葦原水穂国に降臨なされる。『日本書紀』ではこの時に、天照大御神が邇邇芸

ニコライ堂・ロシア正教会大聖堂

美術系の学生が多く集まる東京・お茶の水に、一風変わった異国の建物がある。 有名なニコライ堂である。世界の基督教の教会とかなりイメージが異なり、ロシア建築の特徴をしっかりと備えている。そこだけロシア!という感じで、建築の持つパワーを体感する建物である。 このニコライ堂、正しくは日本ハリストス正教会「東京復活大聖堂」という。日本ハリストス教は一般的にはロシア正教会と称されている。 1855年に日本とロシアは日露和親条約を締結、3年後の修好通商条約を期に函館を開港し、函館に初代ロ

日本共産党が制作・配布した爆弾製造本は恐るべし。現在の日本共産党も突然の武装行動の可能性あり 安東幹(共産主義研究家)

日本共産党は、1950年代前半、武装闘争の方針の下、日本全国で警察関係や自衛隊関係、地主などを、武器でもって襲撃した。当時は、日本における共産主義勢力は、日本共産党がほとんど唯一で、極左集団は存在していなかった。  日本共産党は、爆弾製造法などの秘密出版物を地下で作成し、日本全国の共産党組織に配布した。それらをもとに、爆弾や火炎瓶が製造され、警察関係の襲撃などに使われた。また、田舎で秘密裏に訓練をする山村工作隊の教科書とされた。  主要なものには、『球根栽培法』『新しいビタミ

【論説】ルーピー健在「共和党」で再起を図る鳩山氏の未練

鳩山由紀夫元首相(75)が6月10日、都内で記者会見をおこない、次期衆院選に出馬し、政界復帰を目指すことを発表した。来月行われる参院選では、2020年7月に結党したという政治団体「共和党」から候補者を複数擁立すると発表した。 すでに参院神奈川選挙区では、共和党の党首である首藤信彦元衆院議員が立候補を表明。首藤氏は、2012年まで民主党で衆院議員を3期務めている。 政治団体名に使われている「共和」。共和制は君主制と対峙する政治体制で、象徴天皇制を謳う日本の立憲君主制では実状

相模原市ヘイト条例にみる「審議会」と「議会」の関係

6月6日、成立へ加速化を図る「相模原市ヘイト条例(仮称)」の審議会が開かれた。傍聴人は条例賛成派約20名近く、反対派1名の傍聴人、メディア5~6社程度が参加、条例への関心の高さをうかがわせた。なお審議会はウエブ上で行われた。 審議会の内容に関しては、今後の議事録公開を待つこととし、今回は「審議会」の在り方、「議会と議員の在り方」に関して考えてみたい。 国会から自治体に至るまで、何らかの重要な法律や条例を作る際に立ち上げられるのが「審議会」である。「審議会」は中曽根内閣時に作

北朝鮮の奇々怪々なコロナ感染者数報道   宮塚利雄(宮塚コリア研究所代表)

北朝鮮は5月12日に開かれた朝鮮労働党の会議で、オミクロン変異株「BA.2」の感染者が発生したことを明らかにした金正恩朝鮮労働党総書記は、「最大非常防疫体制」への移行を宣言し、その後、「建国以来の大動乱」と位置付けた。北朝鮮は2020年1月下旬に中国からの新型コロナの流入を遮断するために国境封鎖を断行し、徹底した防疫体制をとり、「ゼロ コロナの国北朝鮮」を吹聴してきたが 、それがなぜ5月12日に「コロナ感染者発生」と明らかにしたのか。それでなくとも北朝鮮は今年3月31日までに