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【スーパーでよく見る「焼き芋販売機」】
皆さんがよく行くスーパーマーケット、入口は季節感を演出する「青果売場」であることが多い。そして最近は芳しい香りを放つ『焼き芋販売機』が置かれているのに気付いた方も多いのではないか?正式名称は『電気式焼き芋オーブン』
私を含め男性陣は、あのホクホク感がイマイチ好きになれない人もいるが(もちろん例外多数)、女性の皆様は『大好物』であることが多い。
ここ数年で、スーパーに限らずコンビニ・ドラッグストア・道の駅・商店街の一角でも、この「焼き芋販売機」を見かけることが増え、「さつまいも」の存在感や地位は大きく向上した。
この発展の影には、焼き芋に熱い思いを持つ、茨城の焼き芋レジェンド達の苦労があった。
普及のキッカケはマックスバリュ50店舗での機械の導入で(紆余曲折はあったものの)順調に広がり、その人気と集客力から「ドンキ」などでは現在「重点商品」として全店舗で展開中である。
販売機に置かれている焼き芋は、ほぼサイズが揃っていて一本2〜300円と手頃、「迷ったら買う!」丁度いい値段設定でもある。
しかし本来さつまいもは産地も多く、サイズは不揃いな野菜である。それだけに店頭販売に適した同サイズのさつまいもを確保(栽培)するのにも苦労したことだろう。
昔はよくリアカーや軽トラで「焼き芋売り」のおじさんが販売していたものだ。テキトーに「2、3本ちょうだい」と注文すると、不揃いの芋を紙袋に入れて「はい、千円ね!」と売買成立。考えてみれば高いものだった(^^;
さつまいもはその成分から、焼けば(加熱すれば)甘味が増すことが知られている。種類によっては「蜜」まで溢れる逸品もある。空腹時やお茶の時間にそんな芋と出会ってしまえば、いくらダイエット中のあなたでも、思わず手が伸びるのは仕方ないことである(1本だけなら…)。
☝️普段見慣れたスーパーによくある「焼き芋機」、ここまで普及するために大変な苦労があったことを知り、ご紹介した次第ですm(_ _)m
#夏場は冷やし焼き芋で売り込みます笑