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【カキにあたる人・あたらない人】
この時期の「カキ」は抜群に美味しい!
生カキや鍋物、フライや鉄板焼きにしても美味しい
(この時点で食べたくなってきたw)
かく言う私は「魚屋のせがれ」である。
海のない山梨県に生まれ、家業の魚屋の2階であの生臭い魚の香りと共に過ごしてきた。もちろん魚が大好きである。
👤「イカの塩辛」なんか温かいご飯の上にかけるのは素人だ!魚好きは「塩辛にご飯をかけて食べるもんだ」
👤マグロの「トロ」なんか素人にくれてやれ!通は中落ちをスプーンですくって「すき身」を食うもんだ。〜本当に美味いものは客には売らん。
こうした「魚好き」の大人たちの中で「英才教育」を受けて育てば、子供も生意気になるw
さて前置きはともかく、こんなに魚好きな私であるが、大好きな魚を食べ過ぎて?「食べると当たる魚」があるのだ(^^;
【生カキ】
子供の頃から大好きで、店で仕入れたばかりの大きな缶に入ったカキを水洗いもしないで食べるほど「磯の香り」が好きだったのに…。
誘われて行った寿司屋で大きな「岩ガキ」をポン酢でペロッ!クリーミーな味とプリッとした食感に思わず唸る!
→30分後、身体中に発疹がでて体温上昇…。1時間ほど我慢したが限界で、テキトーな理由をつけて退席。家に帰ると意識が飛んでそのまま救急車で病院行き(><)
【シメさば】
魚屋の職人は鮮度の良いイカを見れば「塩辛」に、良いサバを見れば「シメサバ」を作りたくなるのが習性である。
サバを3枚に下ろして間に昆布を挟み、丁寧に酢に浸しながら「シメサバ」を作っていく。バットに浸して作るのだが、たくさん作ると上の方には酢に浸らず「生漬け」状態になる。でもこの半生状態のサバが1番美味しいのも確か(笑)
夕方作ってくれた職人のおじさんと、その「生漬けシメサバ」を2人で摘んで食べたら…。
その夜また食当たりの症状が出て救急車のお世話になる。七転八倒の痛みをこらえ病院に行ったら、「さっき同じ症状の患者さんがきましたよ」とのこと。後でその患者がシメサバを作ったおじさんだと分かり大爆笑。
【サンマ、イワシの刺身】
「青魚の刺身は鮮度が命、この美味しさを知らなきゃ魚屋とは言えない!」そう言われりゃ食べるしかない魚屋のせがれ。
しかしその結果は…?
「生カキ」や「シメサバ」のあの悶絶騒ぎに比べたらまだマシだが、食べると1週間くらい「じんましん」が出てしまう。
私は病院で検査をしてみたが、カキや青魚にアレルギーは無い。あるのはヒノキだけだと言われた(^^;
👤それでも医者は「いくらナマ物が好きでも、体調が悪くて免疫力が低下したり、魚の菌が強いと当たることはあるので気をつけてください」
そして「何度も救急車で運ばれたなら、もうそういうものを食べないでください。その度に命のリスクが高まりますので」と釘を刺されている。
その結果「魚大好き」の私が食べられるのは、(当たらない)マグロの刺身とイカの塩辛と「カキフライ」だけである(><)
皆さんも気をつけてくださいね!