【読書】ロバート・チャールズ ウィルスン 時間封鎖〈上〉 (創元SF文庫)の感想
時間封鎖
タイトルの和訳が素晴らしい。
ただ、作者が外国人さんなので、日本の文化と違うだらだら感もあるかもしれない。
こんなのは、日本のSFがよくしていることだろうが、時間封鎖という和訳はぴったりだと思えてくる。
壮大な仕掛け、壮大なストーリー。登場人物が壮大な仕掛けに相応しくないのが気になる。
賞を受賞するだけある。アイデアが奇抜。
むしろ、自然現象とした方が面白くなりそうだが、そこは誰の仕業でも構わない。
時間封鎖というタイトルが上手くマッチングしている。
時間封鎖が解けたらどうなるかは想像もつかない。
いかにもありそうだが、地球がピンポイントなのがポイント。
まあ、どんな状況でも僕たちは変化がないのかもしれない。
地球人類、火星人類、どちらにせよ、人類はいつまでも人類なのだ。
作中はとてつもない事態。もしも現実にそんなご都合な技術ができたら、地球人類は大変である。
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