『農家のビッグダディ』飛田和さん落花生体験(野菜の秘密編)
今回は新生の生産者・飛田和さんの落花生体験に参加しました。
今回は種まきの体験で収穫は秋ごろの予定。わたしは参加予定がなかったのですが、体験の話を聞いたとき「えっ?落花生って今の時期に種をまくの?!」とビックリ。気になって気になって、思わず参加立候補の手を挙げていました。
梅雨の多い今の季節、基本外仕事の生産者体験はなかなかやれない事が多く、2日前に行う予定だった富里すいかの収穫体験は雨で急遽中止になってしまいました。
落花生体験も雨になったら中止かもしれない。そんなことを言われていたので当日まで天気予報のチェックをしたり、小雨ならできるかもとカッパの用意をしたりと、当日まで期待と不安でドキドキしていました。
6月10日、天気はくもり時々雨。途中でゲリラ豪雨に巻き込まれ、不安になりつつ車を走らせること10分。くねくねとした小道を抜けると広大な畑が見えてきました。
一緒に参加する新生スタッフは何度か来たことあるのか、「久しぶりだ~!」と声をそろえていたけれど、今日はじめてのわたしは開いた口がふさがらない。
「え?この土地全部飛田和さんち?」遠くからでもいろいろな野菜がびっしりと並んでいるのが見えて、始まる前からおどろきが止まりません。
飛田和さん家に到着すると、雨は少しずつ収まってきて、なんとか体験できそうな雰囲気に。そんななか、飛田和さんが外で待っていてくれました。ガタイが良くて、ニッコリ笑顔がまぶしい飛田和さん。はじめましてでも話しかけやすい方でした。
談笑していると、とつぜん「モ゛~~~!!」と耳に響く声が!なんだなんだとキョロキョロしていると、「これはね、うちで飼ってる牛」と飛田和さんがぽつり。牧場以外で牛を見るのはじめて、というより牛を飼っている人なんて見たことない!
案内してもらうと、家のすぐ横に古屋に親子の牛が!そして外にも大きな牛が何頭かうろうろしていました。わたしが近づくと、興味津々に子牛がひょこっと顔を出してくれました。こんなに間近で牛を見たのは、小学生の遠足以来です。
というか、なぜ家で牛を飼っているんだろう?飛田和さんに聞くと、「牛のふん(牛糞)は野菜の肥料になってくれるんだ。だから、うちの美味しい野菜には牛が必要不可欠なんだよ。」と教えてくれました。
肥料まで自給自足の飛田和さん、逞しすぎて頭が上がりません。
今回の落花生のタネをまく作業についても、この仔牛さんの牛糞で作られた肥料が大活躍します。その活躍は次回のお楽しみということで、今日はここまでになります。 →『落花生種まき開始編』に続きます。