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ボランティアさんとの関わり方
介護事業所にボランティアさんが来ることはよくあります。また、介護事業所側にとってもボランティアさんは喉から手が出る程欲しいでしょう。
今回はボランティアさんとの関わり方についてお伝えします。
1. 1人1人にあった関わり方が必要
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そもそもの話、なぜ無給で手伝ってくれるのかを確認していますでしょうか。本人の目的に沿った形で関わって行かなければ、継続的に手伝ってくれるかどうかは不安です。
お金をもらっているわけではないので、言うなれば職業人としての責任はないのです。気分で辞める事もあるでしょう。
出来る事ならばお互い、感謝しながら継続して欲しいものです。
1-1.目的を聞く、目標を一緒に決める!
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介護施設だけではなく、ボランティアカード等にスタンプを押すシステムを良く見かけます。全部押印されると、何か貰えたりと色々でしょう。
ボランティアカードは目に見えたわかり易い例ですが、もう一押し、ボランティアさんの目標のようなものを共有したいものです。ボランティアさんによっては、経験値を積みたかったり、社会貢献してみたかったり、暇つぶしであったり、学生インターンであったり様々でしょう。
期間に関しても、イベントに単発で来たい人もいれば、継続的に来たい人もいるでしょう。
給与の支払いがない分、そこは寄り添ってどういった事を経験したいかと同時に目標等を決めてよりモチベーションアップを図っていくべきです。
実習生などにはそのような対応をする介護事業所は多いですが、いかんせんボランティアさんにはそのような試みがあまり成されていないように感じます。モチベーションアップの為に取り組むべきです。
1-2.ほったらかしはNG
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上記の目的を聞いて、目標に寄り添っていけば、基本的にはほったらかしになる事はないと思うのですが、強いて言えば振り返りのようなものを都度定期的に行えると感じた事や困った事、もっと学びたい事がヒヤリング出来る機会にもなります。
勿論本人にとっても、モチベーションアップに繋がるでしょう。
これに関しても実習性の指導者等が行っている事を模範にしていけば、業務内容は違えどすぐに取り組めると思います。
2. 1人1人に感謝
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利用者さんや他の介護士にも感謝の気持ちは大事ですが、当然無給で手伝いに来てくれてるボランティアさんにも感謝の気持ちや言葉は大事でしょう。
私が働いていた施設ではボランティア感謝祭と言う盛大なおもてなしの飲み会をやっておりました。
仕事と同じでどんなに、ボランティア自体がマッチングしていても、人間関係が悪くては長続きしないでしょう。
1人1人にあった関わり方が必要ですが、共通するのはやはり感謝の気持ちでしょう。
今後も続くであろう人材不足の為にも、ボランティアさんが活躍して活気のある、介護事業所が増える事を願っております。
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