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人はどうせ忘れる!都合よく忘れたい!
人間は忘れる生き物と誰もが聞いた事があると思います。エビングハウスの忘却曲線と言って、何かの学習後には20分後には42%忘れるというのです。1時間後には56%忘れるそうです。半分以上忘れてしまうんですね。
そして一日経つと74%忘れてしまうようです。
私は、そんなに忘れるわけあるか!?と思っておりましたが、有名な説で古今東西どこでも聞く話なので真実なのでしょう。しかし実際はもっと忘れている事に気が付きました。
1.無意識の行動は記憶にない
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そもそも無意識で行った事、見た事は記憶に残り難い訳であるので、忘れるという表現が合っているかという問題はあります。
しかし、意識しているか、無意識かという境目は非常に曖昧なものなのです。
例えば、今朝、目が覚めて、カーテンを空ける時にどちらの手で触ったかというのは無意識だと思いますが、自身が脳に指令をだして行っている以上は意識してやっております。
従ってここではそういった無意識に近い感覚で行った意識的な行為も記憶がなければ忘れたという扱いにしたいと思います。
何はともあれ無意識、無意識と思われるに近い状態であった事に関しては99%覚えてないのではないでしょうか。
そう考えると、学習という意図的な行動ですら一日で74%忘れるのであれば、無意識、もしくはそれに近い状態も含めると一日の内どれだけ忘れているのでしょう。超!いや、超超忘れているはずです。
2.それでも思い出す
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しかしながら、主要な事は人間思い出す事も多いです。
・何人いた
・黄色のネクタイだった
・何時頃、おそばを食べた
・明日、会議がある
おそらく、自分が重要視しているものは思い出すでしょう。例えば会議です。それ以外は滞在じかんであったり、前後何があったりとか、様々な要素が絡む事によって思い出したり思い出さなかったりします。
思い出しやすい要素としてはストーリー性でしょう。なぜならばストーリー性がある物事は人の心を動かすからです。
学習にもストーリー性を取り入れて、マンガで覚えさせりするのはその為です。
3.アンテナ
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学習した事も一日で74%も忘れてしまい、それ以外の私生活では無意識の行動が多い事からほとんど忘れしまうと考えると何だか、忘れてばかりで、認知症のようで寂しいものです。
日常生活の重要事や、仕事での重要事項はメモを取っておく他ありません。
上でもお伝えしたように、ストーリ性を意識すると記憶に残るでしょうが、 出来れば嫌な感情はなるべく早く忘れたいものです。
やはり、嬉しかった事や楽しかった事を記憶に残して、時には思い出したいですよね。嬉しさや、楽しさにはにアンテナを張りめぐらせるべきです。
そう考えると、やはり日々嬉しや楽しさの機会は意識して感謝をしていく必要がありそうです。
結果、良い事が記憶に残り、嫌な記憶は自然と消えていくような都合の良い脳のメカニズムの出来上がりです!
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