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言の葉の詩(うた)

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月や星 草や花 私の好きな沢山の言葉たち 「好きな言の葉のうた」として詩を詠んでみたいと思います 時として心の叫びを綴ることもあります
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誕生日の魔法

誕生日の魔法

「誕生日の魔法」

今夜 僕は魔法をかけられる

父と母に再会できる魔法だ

年に一度の素敵な瞬間に

母の呼吸を感じ

鼓動を感じる

父の優しさと

笑顔に触れられる

太陽の周りを一周すると

その空間に父と母が待っている

もう何度も周った

そして今年もまた

待っていてくれる

地球という舟に乗り
母なる太陽をまた一周
宇宙の中のたった一点
産ぶ声をあげたこの空間

今ここに居る
大切

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意識の底

意識の底

「意識の底」

いつからここに居るのだろう

この白い空間は

何処に流れて行くのだろう

教えてくれる人は誰も居ない

そうか

意識の底を漂っているに違いない

生きているのか死んでいるのか

それさえも分からない

ただ

とても気持ちが良い

白い空間が心地良い

意識の外で

きっと微笑んでいるのだろう

《おまけの日記》2024/8/3

お爺さん やさしいなぁ

遠い遠い 山間の

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生きる

生きる

「生きる」

辛いのなら

思いっきり泣いて良い

歩めぬなら

這いつくばって進むと良い

寄り添う人には

心の底から湧く

笑顔を見せると良い

好きだった登山だから

病いに侵された両足をかばいながら

人生最後の3000m級の山岳に挑んだ

三歩進んでは休みながら

なんとか山頂に立てた

嬉しくて泣けた

早朝の登りに車中泊は必須

今回も 道の駅くろべなどの

思いやりスペースに泊ま

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萎れた花に

萎れた花に

「萎れた花に」

萎れた花に水をあげよう

広がる青い空なのに

早く元気になれるよう

僕が花に水をあげよう

だから明日は

君の笑顔を見せておくれ

 Photo : イワギキョウ(岩桔梗)
     乗鞍岳 2024/7/24

脱線ショートショート

 「ハイキング同好会と私」

あれは確か34歳の頃だったと思います。私は会社(工場)の、発足間もないハイキング同好会に妻と入会しました。

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愛すること

愛すること

「愛すること」

理由なんか要らない

君が好きだ

君を愛してる

ただそれだけで良い

それが一番大切

山は秋が始まっていました
寂しいですね

Photo : ミヤマアキノキリンソウ
    乗鞍岳にて 2024/7/24

関わり

関わり

「関わり」

人と人は

 教えあったり

 助け合ったり

 喜びあったり

 悲しみあったり

 支え合ったり

関わり合うことは

普通にあること

そして

人として大切なこと

けれど

忘れてはいけない

それは

憎しみ合うことは

あってはならない

Photo:ミヤマダイコンソウ(深山大根草)
    乗鞍岳 2024/7/24

辿る

辿る

「辿る」

妻に連れられ

道を辿り

思い出と出逢う

思い出の映像が

浮かび上がる

そこに居た人を偲び

思い出が時と結びつく

ほんのりと

時の香ほりが蘇る

ひとり

ほくそ笑む

乗鞍岳 Last Climb of My Life

乗鞍岳 Last Climb of My Life

「Last Climb of My Life」〜乗鞍岳〜

山はきつかった

やはりもうだめ

呼吸は苦しいわ

足は上がらんわ

指が白くなるわ

よろめくわ

転倒するわ

死ぬかと思った

山よ

これだけけなしたから

喧嘩別れだな

でもなぁ

今までありがとうな

人生最後の登山

人生最後の登山

「Last Climb of My Life」
 〜人生最後の登山〜

機は熟した

 さあ行こう

山岳に…

 あるものは頂

 感じるものは地球

 香るものは空

槍よ穂高よ

 遥かなる時を

 その輝きを見せてくれ

Last Climb of My Life !

追記)

免疫の病い小脳の病いに侵され

好きだった登山もままならず

人生最後の3,000m級の登山に

今出発します

山岳を行く

山岳を行く

「山岳を行く」

いつも太陽が輝いていた

額に汗の雫が膨らみ

幾筋も

鼻を伝い頬を伝い流れた

高鳴る鼓動は若さの奏

荒い息遣いは躍動するリズム

まだまだ高いその頂きを仰ぎ

笑顔で呼吸が上下する

岩を一つ また一つ

確かめるように歩を進める

眼下に雲海が広がり

遠く山々は連なり

登って来た尾根を振り返る

ボトルの水を

豪快に口に流し込む

足下に咲く可憐な花が力をくれる

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後ろ向き

後ろ向き

「後ろ向き」

限り

行末

絶望

枯れ

老い

無し

終焉

もういい

笑顔を捨て

灯りを消して

後ろ向きに生きてみよう

シロバナニガナは美しい… ナア…

君は何を見つめて咲くのか

目蓋の裏にある

赤い血を見つめて

ひとり

僕は

眠る

シャワーの中で

シャワーの中で

▪️「シャワーの中で」

なんだか悲しくて

どうしても悲しくて

一人天井を仰いでさ

シャワーの中で泣いたよ

泣けて泣けて

涙が涙を誘うように

泣いたよ

誰にも知られたくなかったから

シャワーの中で

こっそり泣いた

溢れる涙は水と一緒になってさ

身体を伝って足を伝って

膝を伝って流れて行ったよ

   ⭐︎⭐︎⭐︎ 詩 ⭐︎⭐︎⭐︎

・・・・・

私の抱えている「指定難病・

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君だけ

君だけ

「君だけ」

街の喧騒も

風のざわめきも

何も聞こえず

夕暮れの暖かな光が

二人を優しく包む

逢っている今が幸せで

逢わないで居る夜が切なくて

ただ君だけが好きで

ただ君だけを思う

今は他に 何も要らない

   ⭐︎⭐︎⭐︎ 詩 ⭐︎⭐︎⭐︎

Xで投稿した
私のお気に入りの詩です

偽りの夜明け

偽りの夜明け

「偽りの夜明け」

貴方は 自らの光を照らし

私たちの夜明けを眺めている

そこにある草や木や自然を

愛おしく眺めている

幸せを運ぶ母なる貴方を

私たちは 只々慕う

なのに貴方は何を思い

何を嘆いていると言うのか

日々美しく蘇る 私たちの姿を

私たちの夜明けを

明日は貴方に見せよう

危機に鈍いその者たちに

今 貴方の 怒りのフレアが

美しいオーロラを放った

    ⭐︎⭐

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