生きる
「生きる」
辛いのなら
思いっきり泣いて良い
歩めぬなら
這いつくばって進むと良い
寄り添う人には
心の底から湧く
笑顔を見せると良い
好きだった登山だから
病いに侵された両足をかばいながら
人生最後の3000m級の山岳に挑んだ
三歩進んでは休みながら
なんとか山頂に立てた
嬉しくて泣けた
早朝の登りに車中泊は必須
今回も 道の駅くろべなどの
思いやりスペースに泊まった
妻が数百キロの道のりの殆どを運転
感謝しかない
脱線「私の病い」
①膠原病の一つ全身性強皮症(指定難病)
《指定難病とは》
厚生労働省の指定する、治療が困難で経済的負担が大きい疾患
因みに私は、入院や高額医療費が高額になろうとも、実費負担は月一万円以下です
《私の症状》
・血流の悪化からの組織の繊維化
指、手首、足首、膝が硬く、動き始めが困難。
特に立ち上がるのに、何かにつかまるか、手助けをしてもらわないと立てません。
ここ1〜2年で一気に悪化しました。
・指のレイノー現象
指の毛細血管内の血液が流れなくなり、指が真っ白なロウのような色になります。痺れ感があります。
直ぐにカイロやお湯で温めると治ります。
今回の登山で10本の指がレイノー現象になり温めるものも無く慌てました。
・間質性肺炎
肺を構成する小さな袋(間質)の血流が無くなり、組織が繊維化、呼吸困難になります。
去年の6〜7月にこれで入院しました。
・この病気のまとめ
膠原病・全身性強皮症は
女性11人に対し男性1人
殆ど女性の病気です
全身性強皮症の患者の会、グループLINEでは殆どが50〜60歳代の女性です
②小脳失調症
・小脳が萎縮(私の場合はまだ少ない)
・歩く時に足がもつれたり、ふらついたりします
・運動に関係する様々な動きが円滑にできなくなる病態ですが、私はまだ足だけです
悪くなると、手の震え、箸が上手く使えない、ロレツが回らない等等の症状が出るようです、
《最後に》
毎日これらの病が気になります。考えない日はありません。
落ち込む日が続いたり、気持ちが暗くなったりします。
定年退職してから人と話すことが少なくなって笑うことも少なくなりました。
妻が、何とか私を家から連れ出そうと頑張っていますが、転ぶと危ないからいいよと断ることが多い状況です。
でも最近…
「帰り道」の詩ではまだ落ち込んでいましたが
「愛すること」
「萎れた花に」
「生きる」
「老いて笑へ」(近日投稿予定 𝕏は投稿済み)
「意識の底」(近日投稿予定 𝕏は投稿済み)
の詩のように、明るい希望的な、優しい系の詩を書いています
〜おしまい〜