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2024年11月の記事一覧
旅の目的はひとつかふたつ、の話。
こんにちは!山野靖博です!
人にはそれぞれに、得意なことがある。
部屋の整理整頓が得意。3桁の暗算が得意。中東の家庭料理を作るのが得意。着物の着付けが得意。フルマラソンを走り切ることが得意。UFOキャッチャーが得意。
ちなみに、上にあげたものについて、僕は、どれひとつとして得意ではない。
ところで僕は旅をするのが得意だ。もっと具体的に言えば、自分で旅をする際の、自分好みの旅程を組むのが得意
線のあちらとこちら、の話。
こんにちは!山野靖博です!
「黄色い線の内側までお下がりください」
僕は山梨県甲府市という地方都市に育ち、通った学校も徒歩や自転車で通学する範囲だったので、電車に頻繁に乗る生活がはじまったのは大学入学のために東京へ出てきてからだ。
学校があったのは上野。住んでいた寮があったのは上石神井。つまり日頃、西武新宿線の朝の満員電車と、高田馬場でのJRへの地獄の乗り換えとに息を切らせつつ、音楽の勉強に
突然歌い出すのだミュージカルは、という話。
こんにちは!山野靖博です!
ミュージカルをめぐる諸問題の中で、ときおり話題になるのが「ミュージカルは突然歌い出す」というやつ。
これはもはや「あるあるネタ」というか一種の固定化されたミームであると同時に、近年盛んに行われているミュージカルについての学術的研究における重要なトピックでもあります。
学術的研究での扱われ方はひとまず置いておいて、世の中、特にSNSの世界に「ミュージカルは突然歌い出
けっきょく身体が大事という話。
美術館に行くことが好きだ。文化に触れてなんとか、とか、教養を身につけてうんたら、みたいな、そういうキラキラした理由じゃない。美術館に行くと、ストレス解消になるのだ。
ストレスと言ったって僕の生活の中にそれほど大きなストレスがあるわけではないが、それでも仕事が続いたり、仕事の中で自分的にうまくいかないことがあったりすると、心の中のメモリというか感情の保管庫というか、そんな空間の片隅に灰色の埃が溜ま