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山の竹林整備を兼ねて、竹から水を取る練習💧災害時にも使える竹水-Part1

かご編みワークショップの活動で使わせていただいている青梅賢治の農楽校では、自然農、野草の会、草木染め、こんにゃく作りなど、さまざまな活動が行われています。

このようなグループや個人が集まる共有の場として、年に数回、草刈りや山の整備、大掃除などを皆で集まって行います。

一斉に集まる時以外にも、草が伸びすぎて大変にならないよう、こまめに来て草刈りや整備を行ってくださる方もいます。

そんな中、私は今年、一斉草刈り日の1週間前にここへ来て、竹の間引きを兼ねて竹水を取ってみました。

竹水というものを知ったのは、YouTubeがきっかけでした。初めて知った時、「竹から水が取れるんだ〜。災害時に水がない時でも、時期が合えばここから水を取ることができるのでは?」と思いました。たとえ少量しか取れなくても、子どもや弱っている人に回すこともできます。どんな可能性でもキープしておくことに越したことはありません。そう思うと、どうしても試してみたくなりました🎵

竹を選んでカット

「今年生えたばかりだけど、この場所で大きくなると困るのよね〜」と言われた竹を適当なところでカットします。節のすぐ上でなく下でカットし、コップ状に開けた状態にしました。この時切った竹のおが屑が入ってしまったので、かご編み仲間に団扇を取ってきてもらい(ありがとう🙏)、吹き飛ばそうとしました。

ところが、待つ間のほんの数分で、おがくずは湿ってしまい、よく見ると、すでに水が溜まっていました。仕方ないので、最後に竹から容器に移す時に、茶漉しで漉すことにしました。

カットした竹の上にビニール袋を被せ、ガムテープでしっかり留めます。

この状態で一晩置きました。これを2本作りました。

翌日

少しだけビニールの底に水が溜まっていました。少量ですが、見えますでしょうか?溜まった水がこぼれないよう注意しながらビニールを取り外し、残りの竹はカットして所定の場所に処分します。

水を取る

このぐらいの量が2袋分取れました。YouTuberの方は竹1本から2Lぐらい取れていたので、何が違ったのかさらに研究してみます。

味は癖がなく、無味無臭でした。この日いた仲間2人に試飲してもらったところ、一人は私と同じ感想でしたが、もう一人は「美味しい!」と感動していました。

試飲後に残った水でコーヒーを淹れて飲んでみました。いつもよりずっと濃厚でまったりとしています。

単に水が少なかったからなのかもしれませんが、それだけではないと思います(* ˘꒳˘)⁾⁾

最後に

直立している竹を切ったのは初めてで、最初は全然切れませんでした。実は、初日はこの日来ていた、何度も竹を切っている仲間に切ってもらいました。彼が切ると2本分が数分で完了しました。切ってもらった上に、竹の処分までして頂き、ありがとうございました🙏

コツを聞いたところ竹の反っている方に刃を入れるのだそうです。

翌日も、半分以上切られた竹水用の竹は反りがなくなっており、なかなか切れず、汗だくになりながら2本で力尽きました。その結果、間引いて欲しいと言われていた他の竹は1本も切れず、翌週の草刈りデーを待つこととなりました。

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