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エモい遊園地(2024.05.25)
「エモい」という言葉が流通するようになってもう長い。「エモい」という言葉について、私は漠然とした理解しかないが、私なりの解釈でこの記事をエモい記事として書いてみたいと思う。よろしくお願い致します。
妻が知人から遊園地の無料入園券と、乗り物のフリーパスを2名分頂いてきたので、私たちは早速その遊園地に行くことにした。
「ラクテンチ」という別府の街を見下ろす位置にあるその遊園地は、長い歴史があって(95周年!)、昭和感というか、レトロ感がすごい。山の斜面にぎゅっと凝縮された感じで造られており、あまり歩かなくて良いという点も良い。
私たちは専用のケーブルカーに乗ってそのずっと上にある遊園地を目指した。途中、上からやってくるケーブルカーとすれ違って、お互いに手を振り合うという、たいへんエモい一幕があったりする。
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遊園地に着くと、いつもケンカばかりしている長女(4歳)と次男(3歳)が仲良く手をつなぐ事があったりして、たいへん微笑ましかった。
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私たちはラクテンチ名物の「あひるの競争」を楽しんだ。あひるの競争は競争するあひるたちにそれぞれベットしてレースを楽しむ事が出来るのだが、掛け金が100円から150円に大幅に値上がりしていたから、私たちは今回はベットせずにただただ一生懸命レースするあひるたちを見守っていた。
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それから動物ランドで動物たち(ヒヨコやウサギ)とふれあった。
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それから色んな乗り物に乗った。長男のお気に入りは「サイクルモノレール」と言って遊園地が見下ろせる高い位置に据え付けられたレールの上を自転車のように漕いで進むというやつで、私もこれがとても良かった。風に吹かれて別府の街を見下ろすと、「案外マンション多いなぁ」と思った。
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私たちはせっかくだからと色んな乗り物に乗ったが、乗り物酔いがひどい私はぐるぐる回る系の乗り物に子供に付き合わされて何度も乘ったせいで気分が悪くなった。
そして最後に例の「フラワー観覧車」に乘ったのだが、これもけっこう揺れた。風もあんまりなかったのに、揺れ続けていた。私の頭の中でLUNA SEAの「ROSIER」がずっと流れていた。「揺れて揺れて今心が」という一節が何度もリフレインした。私はますます気分が悪くなって、情けなかったが、もう帰れると思って頑張った。
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最後の方はいつものように次男がワガママばかり言って手が付けられず、妻がそれにキレ気味になって雰囲気が険悪になるといういつものパターンになったけど、チャイルドシートに座らせる際次男が「あー、楽しかった」と心の中から気持ちが漏れるように言ったので、私たちは救われた。そうして次男は車が走り出して2分で寝た。
だから、楽しかった。