神楽と次男(2023.07.30)
神楽大好きな次男(2歳)。
何かというと「ちんちんどんどんが見たい」と言ってはyoutubeで神楽を見せろとせがむ。
そして神楽を見ながら自分なりに舞う。毎日のように舞っているので、それなりに上達してきた。
しかし次男。生の神楽を見たことがない。神楽を見る機会はたびたびあったのに、いざそういう場面になるといつも眠ってしまっているのだ。
しかし昨日、以前住んでいた、そして妻の実家がある佐賀関という町でお祭りがあって、次男も大好きな馬場子供神楽が早吸日女神社という由緒正しい神社にやって来た。そうしてやっとこさ次男は生神楽を堪能する事が出来た。
最初は状況がうまく呑み込めない次男。固まったまま、瞬きすら忘れて食い入るように神楽を見つめている。
しかし最初の題目が終わり、二番目の題目で、鬼というのか天狗というのか、お面を被った人が下りてきて、真っ先に、躊躇する事なく次男を抱きかかえて連れ去ってしまった。
そのまま舞台に上げられ、号泣する次男。顔を真っ赤にしている。私たちはそれを見て大いに盛り上がり、げらげら笑っている。良かったな~。きっと福が訪れるよ~と。
次男はそうやってしばらく連れ去られていたが、やがて戻ってくる頃には泣き止んで、ケロッとしていた。そしてまた神楽を一生懸命見ていた。目に焼き付けようとせんばかりに。
そしてなぜか早々に、19時に義父が焼肉を予約していたので神楽を途中で切り上げざるを得なかったのだが、もう十分満足したのか、次男はひとつも文句を言わず大人しく焼肉に付いてきた。
私としては神楽はまだ序盤だったので、もっと見たかった。そもそも神楽を次男に見せるために自宅からそう近くない佐賀関と言う町まで来たので、もっと神楽を堪能したかったが、義父のご厚意を無碍にすることもできなかった。
途中、人気のあまりない商店街で奇妙なものを見たので、それをご紹介して記事を終わります。