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スイミング・ザコシショウ(2024.10.10)
久しぶりに長男(8歳)のスイミングスクールを見に行った。
相変わらず次男がマイコプラズマでアレなのでそちらは妻が面倒見て、私が仕事を早退し、長男の送迎をした。そしてスイミングをじっくり1時間眺めていた。
最初の体操で子供たちが声が出ていないのを見かねて先生(ハリウッドザコシショウに似ている)が「声が出てないぞー!」と言うとひと際大きな声で「ゴーロクシチハチ!」と言う子供がいた。あまりに大きいので「うるせぇな」と思ったら自分の子供だった。ボリュームが大きすぎると自分の子の声と分からなくなる事があるんだと、これは小さな発見だった。
長男は日頃から「クロールがめちゃくちゃ速くなった!!」と言ってるので期待していた。以前は息継ぎの度に体が完全に上を向いてしまうというへんてこ極まりないクロールをしていたので、さてどんなもんかと思い次男のクロールを注視した。
そして長男や妻が言うことは本当だった。長男のクロールはめちゃくちゃ速くなっていた。あれほどぎこちなかった息継ぎはスムーズになっており、水を掻く腕の動きはすごくシャープだった。体がピンとまっすぐ伸びていて、水の中をぐんぐん進んでいく。
長男はあっという間に100m泳ぎ切って、先生から「どう?余裕?」と聞かれると「うん、余裕」と答えていた。余裕ってすげぇな。
長男の泳ぐ3コースはだいたい同じレベルの子が集められているのだけど、その中では長男は一番速かった。赤い帽子の子がそれに次いで速く、先生がその子を煽って長男を追い抜けとけしかけるのだが、間一髪長男は彼が猛追してくるのを振り切っていた。それはなかなか見ごたえがあるシーンだった。
ザコシ似の先生は何かというと「長男は速い」と褒めていたが、多分それは私が珍しく見に来ていたからだと思うし、妻もそうだろうと言っていた。でも長男だけは「先生はいつもそうだよ」と言っていた。
スイミングが終わると長男は友達と小さな水路に葉っぱを落として、それが流れるのを見て遊んでいた。そういうところは相変わらずなのだなと思った。
長男のクロールをこの目で確かめる事ができて良かった。もう本当に私より速いかもしれない。でも全力で泳いで見せたことはまだないので、早いとこ競争をしてみたい。勝っても負けても嬉しいだろうから。