プレゼント（2023.06.22）

昨日、こっそりとテーブルクロスを全く同じ商品の新しいものに取り換えていた。

昨日の段階ではとりあえ妻にばれていなかったので、しめしめと思っていた。そしたら朝イチ、妻が「昨日はようさん買い物しはったみたいですなぁ？」と皮肉っぽく関西弁で言う。

続けて妻は勝ち誇ったような口調で「なんですか？イスにマクラに、テーブルクロスでっか？えらい景気がよろしおすなぁ？」と、普通にテーブルクロスを買ったのがばれていた事が明かされる。ちなみに妻は関西住みが長かったので、気持ちが乗ると関西弁が出る。というか、普段から関西弁と大分弁のハイブリッドみたいな一種独特な方言を喋る。

いつまでばれずに行けるかを楽しみにしていたのに、いつの間にかばれてて残念な私。妻はこういう私の目論見とか企みを全部分かった上で一番嫌な方法で私に心理的敗北を味あわせようとしてくる。

私は朝イチでそういう悔しい思いをしたが、仕事から帰って風呂へ入り、全員で昨日の残りのカレーを食べ終わると、妻はにこにこして「みんなにプレゼントがありまーす」と言って何やら袋を出してきた。

袋から取り出したのはなんてことない小さなおもちゃたちだった。長男には犬のフィギュア、長女にはリラックマのバス、次男にはカーズのトミカ、そして私にはなぜか「虚無猫」と銘打った猫のフィギュア、そしてTシャツ。

私に虚無猫（？）のフィギュアを買う理由はよく分からないが、Tシャツは有難かった。そして次男は幼稚園で出会って以来カーズのおもちゃを欲しがっていたので、めちゃくちゃ喜んで、眠るまでずっと握りしめていた。

おかげで今日は平和なうちに皆寝静まってくれて大変良い。妻は虚無猫などを買って来たが、私は全然虚無に取りつかれてなどいない。ハートウォーミングだ。朝とは全然違う。

ありがとうございました。