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公園と回る寿司、そして深い憂鬱(2025.02.15)

※カンナさん、早速イラスト使わせて頂きました!

昼過ぎまでダラダラしていた。なぜか?ド深夜に起きて晩酌などしたからだ(ド深夜でないと落ち着いて晩酌できない)。起きたのはそんなに遅い時間ではなかったけど、頭は痛いしフラフラする。幸子(犬)の散歩にも行けない。誰か代わりに行ってくれれば良いのに、誰も行ってくれない。可哀そうな幸子。

午後になってようやく幸子の散歩へ行く。ついでに子供たち全員も付いてくる。幸子連れで子供もいるとなると行き先は限られる。だから私たちは近所のブランコのある小さな公園に行くことにする。

そしたら!普段ほぼ人のいない小さな公園にわんさか人がいる!ぎゃーー!

私は角に隠れて公園の様子に愕然としながら、子供らに別の公園に行こうよと言った。あれだけ人がいると幸子を連れて入れないからだ。幸子はびっくりして人を咬んでしまいかねない。

が、そんな私の気持ちなどおかまいなしに、子供らはどしどし公園の方に向かっていく「ああっ、やめてくれー!よその親御さんに気を使うよー!」

結局うちの子供らはよその子供に混じって元気よく遊ぶ事になった。私は子供たちが大勢遊んでカオスティックな公園に幸子を連れては入れないので、公園の柵の外で幸子を抱えて佇む奇妙なおっさんになってしまった。それでも柵の内側を子供が走って行くと幸子は「ウー」と唸っている。今にも私の手を振りほどいて襲い掛かりそうだ。

他所の親御さんが4人程いた。それに対して子供は10人ばかり。どの子がどの親の子か全然分からない。知り合いの親子も一組いるものの、あとは知らない。髪の毛緑色のママとかいるけれど、初めて見る。

どこかの若いパパが子供らと一生懸命遊んでくれている。有難い。尊敬する。眉毛がすごく薄いし、小太りだけど、フットワークが軽い。公園から飛び出たボールを素早く取りに行ってくれる。

私が柵の外で幸子を抱っこしていると、時々子供がやってきて幸子を撫でようとかするので、ヒヤヒヤした。子供たちからすると幸子は普通に可愛いワンワンなのだ。

柵の外で我が子が何かやらかさないか見守る私。胸にでかい幸子を抱きかかえて、腕が疲れる。だからたまに下すけど、そうすると子供たちに向かって吠えるので、困る。「こら、吠えるな」と言ってまた抱きかかえる。

幸子は「下りたらだめなん?」みたいな目をして私を見る。まんまるの目で。「おまえが吠えなきゃ、人に飛び掛からなきゃいいんだけどな」と思う。不憫だとも思うけど、自業自得なんだよ。

1時間程して雨がぽつぽつ降ってきたので、全員解散となった。雨が降ってきて良かった。雨が降らなきゃいつまで続くのか見当がつかない程だった。

公園から帰ってなんかしらんけど妻がショッピングモールに行こうというので、嫌々付き合った。そして回る寿司屋に行った。家で食ってれば良いのに、どこか行かなきゃ気が済まない妻。お金を無駄に使いたがる妻。不毛。ザ・不毛。一人で温泉でも行ってりゃいいのになんでできないかな。あえて自由な時間を提供しているのに。

結果的に余計なおもちゃがまた家に増えた。余計なポケモンカードも増えた。エントロピーの法則に従って家の中がまたカオスに向かって着実に散らかっている。

今日はいらないものをどんどんゴミ袋に詰め込む作業をする!断じてやる!妻や子の陳腐な感傷なんてしらん!破れたおもちゃの箱とかいらん!

今日は大小100点ほどのガラクタをゴミ袋に詰める予定なので、見ててください。私はやりますよ。


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