2/5(金)_【障害のある方へ。とりあえずやってみませんか】聴覚障害のある大学1年生、やまもん。
聴覚障害に限らず、障害のある方に伝えたいことがあります。やる前から「無理」と思わないでください。「やってみよう」と口に出してみてください。もしかしたら、成功するかもしれません。失敗したとしても何か気づきを得ることができるはずです。
聴覚障害のある大学1年生、やまもんです。
2/1(月)から始まった【聴覚障害】シリーズも今回で完結します。
マガジンにまとめていますので、興味ある方はぜひ!
はじめに
障害なんて関係ない。障害の壁は乗り越えられる。
そんなわけありません。当然、障害があるからできないことはあります。障害なんて関係ないと言う方は、「無責任」か「かなりポジティブ」な方でしょう。
ですが、そう考えることも必要です。
障害があるから何もできない。障害があるから無理。
そんなわけありません。何もできないわけではありませんし、障害があるから無理ということもないはずです。もちろん、できないことはあります。
それでも、
障害があってもできることはたくさんある。
どれだけすごい人にも、できないことはあります。
「できる」or「できない」
という2択ではなく。
「できる」「大体できる」「少しできる」「できるかも」「今はできない」「できない」
たくさんの段階を作ってみませんか。
障害のある方へ。
できないと決めつけないで。
学校の先生、友達、両親、周りの人に
「バカにされた」「いじめられた」「できないと決めつけられた」
そんな経験ありませんか。
あなたを否定する方もたくさんいます。同時に、あなたを応援している方もいます。身の回りに応援してくれる方がいないかもしれません。
私が応援します。(無責任な発言やないかい。)
誰もいないのなら、自分で自分を応援すればいいのではないでしょうか。本当にできる人であれば、「あなたには無理だよ」なんて言わないはずです。
大多数の人は、
自分に「できない」から、あなたも「できない」と決めつけている。
とりあえず、やってみればいいんです。やった上でできないのなら、それでいいと思います。全て結果を残さなければならないわけではありません。何か気づきを得ることができたら「成功」ではないでしょうか。
でも、何をすればいいかわからない方もいます。
できることの見つけ方
みなさん、こんな経験ありませんか。
自分の将来や夢、進路を考えるとき、
やりたいことが見つからない。
何をしたいのかわからない。
どうやって決めるの。
やりたいことがコロコロ変わる。
どうして見つからないのか。情報量が少ないからです。。
上記の原因として
やったことがない。
そもそも知らない。
ということがあります。
やったことがなければ、それが何かもわかりませんし、興味があることなのかもわからない。知らなければ、それに触れることもありません。
インターネットで調べる、他の方に聞くなど知る方法はいくつかあります。ですが、興味があることなのかどうか、自分にとって得意なことなのかどうかは、実際にやってみないとわかりません。
興味があっても、不得意なことかもしれません。自分の知識と経験を増やさないとわからないことの方が多いのです。
とりあえず、やってみてください。
その上で、できるかどうか考えてください。
親御さんへ。
謙遜しすぎないでください。
お子さんにとって親御さんの言葉は大きい。
私は20歳ですが、両親に否定されると「なんでそんなこと言うの。。」となります。お子さんによっては「私にはできないんだ。」と考えてしまうかもしれません。その結果、「私にはできない」「障害があるから無理」と言うようになるかもしれません。
自分のお子さんに「私にはできない」「障害があるから無理」と言われたら、悲しくなりませんか。
反抗期だから。実際何もできないから。できて当たり前だから。
さまざまな理由があります。
ですが、
お子さんが小さい時、
「ハイハイができるようになった!!」
「歩けるようになった!!」
「話せるようになった!!」
成長を心から喜んだ経験があるのではないでしょうか。歳を重ねても、大きくなっても、あなたのお子さんです。親と子という関係は切れません。親子の縁を切っても、他者から見れば親子かもしれません。心のどこかでは心配しているかもしれません。
「できて当たり前」で済ませるのではなく「次は何するんだろう」と興味を持ってみませんか。
読んでくださっている皆さんへ。
挑戦してみませんか。
とりあえずやってみてください!
こう言われると、大きなことをしなきゃと無意識に思ってしまいますよね。小さいことでもいいんです、いつもやってることでもいいんです。
何か気づきを得ることができたら、それで成功なのですから。成功しても失敗しても気づきを得ることはできますよね。
でも、失敗を前提に何かをすることだけはおすすめしません。
明日の朝、早起きしてみる。
起きたらストレッチしてみる。
1週間続けてみる。
興味ある分野について調べてみる。
小さな挑戦でも積み重ねていけば、自信や興味に繋がります。
とりあえずやってみよう。
やってみてください。とりあえずやってみてください。
やって後悔することもあるでしょう。やらないで後悔したことありませんか。それならやって後悔した方がいい!と思いませんか。
勇気を出さなくてもいいです。とりあえず一歩踏み出してみてください。千里の道も一歩から。
みなさんひとりひとりが、やりたいことと出会えますように。
やまもん。
【聴覚障害】シリーズ①②③④⑤ 2/1(月)~2/5(金)