黒板×生成AI×miro~ICTで変わる社会科授業 - ローマ字入力なしでも実現できる授業のDX化

従来の授業手法の限界を超えて

社会科の授業では、長らく黒板とチョークが主役でした。しかし、現代の教育環境においては、それだけでは不十分です。ICTを活用することで、学びの質を大きく向上させることができます。ここで重要なのは、ローマ字入力ができなくてもICTを効果的に活用できるということです。

写真から始まる探究の旅

授業は、教科書の写真を使ったスーパーマーケットの工夫の読み取りから始まります。子どもたちは発見をノートに記録し、従来通り黒板に書き出して共有します。しかし、ここで終わってしまっては、ICTの真価を活かせません。

ICTを活用した学びの深化プロセス

次に、以下のステップでICTを活用します:

  1. 黒板の内容をデジタルカメラで撮影

  2. 画像認識技術を用いてテキストを抽出

  3. 抽出したテキストをMiroなどのオンラインホワイトボードに付箋として貼り付け

  4. 子どもたちにデジタル付箋の分類作業を行わせる

この過程を通じて、単なる意見の羅列から、構造化された知識への変換が行われます。

Chromebookと無償アプリでの実現

これらの作業は、全てChromebookと無償のアプリケーションで実現可能です。操作も直感的で、授業の合間にスムーズに行えます。ローマ字入力の壁を心配する必要はありません。

深い学びへの誘い

分類作業を通じて、子どもたちは自然と試行錯誤を繰り返します。教科書を見直したり、クラスメイトと対話したりする中で、教科の本質的な理解に迫っていきます。これこそが、私たちが目指すべき学びの姿ではないでしょうか。

ICT活用がもたらす新たな可能性

このようなICTの活用は、授業に新たな次元をもたらします。従来の方法では難しかった学びの可視化や、生徒の主体的な思考の促進が可能になります。また、教師にとっても、子どもの理解度や思考プロセスを把握しやすくなるというメリットがあります。

始めるのは今

ICTの活用は、私たちの創造力と工夫次第で、無限の可能性を秘めています。今日から新しい授業スタイルを試してみませんか? きっと、子どもたちの学びに、新たな発見と喜びをもたらすはずです!


追伸

今回の作業の中で画像からテキストを抽出する過程はGoogleKeepを使いました。


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