ChatGPT×miro×朝学習
10分で考える力を育てる
毎週、3年生の子どもたちと一緒に朝の10分間を使って、考える練習とオンラインホワイトボード(miro)の操作練習を行っています。
先週は、文章題を読み、どの式が「たし算」「ひき算」「かけ算」「わり算」に当てはまるかを振り分けるトレーニングを実施。これにより、オンラインホワイトボードを使って分類する練習だけでなく、演算決定力を伸ばすことができます。問題文はAIで生成できるため、いくらでも練習が可能です。
失敗を恐れずに繰り返す重要性
短い10分間の活動でも、定期的に繰り返すことで、子どもたちの理解が徐々に深まっていきます。
活動中、子どもたちは「文章題は苦手だ」と言いながらも、集中して取り組み、問題を解くプロセスを楽しんでいました。最後には答え合わせを行い、足し算や引き算などの見分け方のコツを伝えました。
独自の工夫を見逃さない
こういった活動では事後のフィードバックは非常に重要です。アプリの操作がスムーズにできているかを確認するだけでなく、子どもたちが他とは違う工夫をしているかもチェックします。
独自のアプローチを見つけた場合は、その工夫をクラス全体に紹介し、他の子たちにも役立ててもらいます。オンラインホワイトボードを使えば、全員に簡単に共有でき、スキルの向上を図ることができます。
ミスを次の学びに活かす
課題自体の質も見極め、必要に応じて全体への指導や個別フォローを行います。
子どもたちのミスが目立つ場合は、次の時間にその箇所を重点的に取り上げ、改善の機会を与えます。間違いが多い場合は一斉指導が必要です。
miroボードでは、教師が付箋の色を変えるなどして、間違いを視覚的にわかりやすくし、再チャレンジしやすい環境を整えることができます。繰り返し取り組むことで、子どもたちは自分の成長を実感し、教師もその成長を見取ることができます。
DX推進の可能性を感じるオンラインホワイトボード
オンラインホワイトボードは、子どもたち同士のコラボレーションを促進するツールとして効果的です。自分の作業だけでなく、他の生徒の進捗や工夫を簡単に確認でき、学び合いの環境が整います。
例えば、小学2年生でも、友達のフレームにジャンプし、参考にしながら自分の学びを深めることが可能です!
おわりに
このようなDX推進の取り組みは、授業に新しい可能性をもたらします。最初は難しそうに思えるかもしれませんが、オンラインホワイトボードやAIを活用することで、日常の授業にスムーズに取り入れることができます。特に、若いみなさんこそ、この新しい技術にチャレンジし、子どもたちの学びを深める支援をしてみてはいかがでしょうか?