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こたの読書タイム!第22回 暴力団 溝口敦

どうもこたです!昼休みが終わりそうで急いで図書室で本を借りようとしてなぜか借りてしまったこちらの本の感想です。高校生が読む本ではない気がしますが、色々発見もあったので

こちらの本はタイトルの通り、日本に存在する暴力団について詳しく様々な観点から解説されている本です。

個人的に発見したことは、暴力団の様々な派閥が日本全国にあるということです。わりと知られていることかと思いますが、本当にいろいろな派閥があるんですね。また、暴力団内の組員の人間関係も複雑で驚きました。お金の稼ぎなどの方法も多種多様で様々な工夫があることがわかりました。個人的にやっぱり一番気になるのは、警察との関係性ですね。悪と正義という言葉には当てはまらない関係性です。海外のマフィアとの違いについても記述がありました、確かに日本の暴力団はかなり存在が公にさらされていますね。世界で見ても日本の暴力団はかなり特殊なものなのかもしれません。

日本の暴力団は長い歴史を持ち、多くの人から見ると日本の闇の部分であることに間違いありませんが、それでもこの日本という国の一つの風習なんですね。これらの部分と関わりのない僕たちにとっては本書の内容は必要不可欠というわけではありませんが、このような組織の実態や歴史を知ることは日本という国に住む私たちにとっては何か意味をもつのかもしれません。

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