切って干すだけ!びっくりするほど美味しいドライフードのうまみパワー
野菜やきのこ、果物など、さまざまな食材でドライフードをつくるノウハウと、レシピ41品を紹介する書籍『うまみがギュッ! 干すだけ簡単 はじめてのドライフード』(CAMMOC著)が5月16日に発売されました。
ドライフードづくりは難しくありません。準備するものは干し網やザル、お好みの野菜やしいたけ、果物など。切って干しておくだけで、太陽と風のパワーで、食材のうまみがギュッと凝縮するのです。おいしいうえに、長く保存できて、キャンプや非常時の防災食としても使えて、フードロス削減にもなる。おいしいだけでなく、いいことずくめのドライフード。まずは気軽に、使い残した野菜や果物を切って干してみるのはいかがでしょう。
【本書のおもなコンテンツ】
ドライフードの魅力/ドライフードづくりの道具/ドライフードづくりのポイント
■Chapter1:野菜
果実野菜・・・ミニトマト/トマト/きゅうり/なす/かぼちゃ ほか
葉茎・香辛野菜・・・キャベツ/はくさい/ねぎ/こまつな・ほうれんそう/しょうが・みょうが・にんにく ほか
根菜・・・だいこん/かぶ/じゃがいも/さつまいも ほか
■Chapter2:きのこ
しいたけ/しめじ/エリンギ/まいたけ ほか
■Chapter3:果物
りんご/いちご/ぶどう/バナナ/キウイ/みかん/マンゴー ほか
■Chapter4:豆・肉・魚
納豆/豆腐/薄切り肉/魚の切り身
■Chapter5:レシピ
ドライフードMIX/オリーブオイル漬け/カレー/パスタ/スープ/ごはん/味噌汁 ほか
ドライフードづくりは簡単で楽しい!
ドライフードとは、干し野菜や干しきのこ、ドライフルーツ、干した肉・魚など、干して乾燥させた食材を総称したものです。日本では古くから「乾物」という保存食としてもお馴染みです。乾燥具合により大きく2種類に分けられ、完全に水分が抜けた状態を「ドライ」、少しジューシーさを残した半乾燥状態を「セミドライ」といいます。
まずは食材を切って、干し網やざる、かごに並べて、日当たり・風通しのいい場所に置いてみましょう。晴れた日を狙って、太陽の出る日中に干すのがポイントです。
本書では野菜(果実野菜/葉茎・香辛野菜/根菜)・きのこ・果物・豆/肉/魚と、食材別に、セミドライ&ドライになるまでの干し時間(日数)やポイントを詳細に紹介しています。ドライ化していく見た目の変化も楽しくて、どんどん試してみたくなるのも、ドライフードづくりの楽しさです。
ドライフードをつかったレシピは抜群においしいのです
水分が抜けたドライフードは、食材そのもののうまみが凝縮されて、味が濃くなります。いい出汁も出るので、上手に活用すると、驚くほどおいしい料理ができあがります。本書のレシピ編では、カレーやパスタ、ご飯もの、スープ、味噌汁、メインのおかず、デザートなど、41品のレシピを紹介しています。ドライフードを使うことで、新しい味覚に出会えるのはもちろん、料理のバリエーションが増えるのも嬉しいところ。
レシピのほか、ドライフードミックスやドライフードのオリーブオイル漬けなどの作り方ワンポイントも紹介しています。
気軽にトライできるドライフードづくりは、毎日の暮らしをちょっと楽しくしてくれるもの。本書を参考に、いろんな食材を干して、食べて、そのおいしさを味わってみてください。