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テーゼ、アンチテーゼ、ジンテーゼを天動説と地動説で説明しまーす

テーゼとアンチテーゼってよく聞きますでしょう?
でもこの二つってジンテーゼを導くためのものなの。

あるテーゼがあって、それに反対するアンチテーゼを立てて、矛盾を引きおこすのね。
そこから、より高次元の真理、テーゼとアンチテーゼを超えたジンテーゼが発見されるのよ。

だからイチバン大事なのはジンテーゼ。

天動説と地動説をたとえにしますね。

テーゼは、太陽や月、星が地球の周りをまわっていまーす。「地動説」ね。

アンチテーゼは、地球が太陽の周りをまわっていまーす、「天動説」、コペルニクスさんとか、「それでも地球はまわっている」のガリレオさん。
テーゼと真っ向から反対しているわ。これがアンチテーゼよ。

でもまだここでは、「証明」が不十分なのね。

ジンテーゼができたのは、ニュートンさんの「万有引力の法則」まで待たなければいけなかったの。
これで地球や太陽が物理的な運動で移動していることが証明されて、テーゼとアンチテーゼの両方の考えかたを「統合するカタチ」で新しい理解、真理が「発見」されました。

この考えかたは、会社のプロジェクトなんかでも応用できますよ?
でも私の乏しい会社員生活では、テーゼとアンチテーゼの応酬になる会議ばかり。

あるアイデアが出て、反対意見が出る。それにまた反対意見。
ちがうちがう、そうじゃない。
アイデアと反対意見、そこから「両方の考えかたを統合するカタチ」で新しいアイデアを出さなきゃダメじゃないの。

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