好き → 無関心 → 理解、本を読む過程
私は重度の活字中毒だったの。
今は動画配信なんかのほうがおもしろいけれど。
千冊か二千冊くらいは読んで、活字はアウトプットにまわしたいのね。
好きな作家がいるでしょう?
その作家への理解の過程があると思うの。
まずはハマる。
その作家の本をすべてかたっぱしから読む。
私だと、椎名誠、阿刀田高、東海林さだお、高島俊男、ジェフリー・アーチャー、アガサ・クリスティー。
そのあと、「倦怠期」が来るのね。
「椎名誠なんてコドモだましだわ」なんて。
カビも生えてきたし一気に捨てちゃった。
でもアタマの中には残っている。
椎名誠の「東日本何でもケトばす会」の巨大焚き火、高島俊男の「漢字と日本人」
もう本そのものは無いのに、あぁ、ってたまに思いだす。
これが本当に本を、作者を理解したってことになるんじゃないかしら。
そんな人に私はなりたい。