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\本日の゛お初゛素材~゛東京湾産゛イシモチ/

今日は初体験の魚゛イシモチ゛の干物を作ります!!
調べてみたところ普通は塩焼きで食べるのが一般敵だそうです。
と、言うことは経験則ではありますか基本的に「塩焼きで美味しいものは干物にしたらもっと美味しい」という方程式が成り立つ可能性が高いので゛お初゛で仕入れてみました。
ただ、ブリのように「塩焼きで美味しいものは干物にしたらもっと美味しい」という方程式が成り立たない場合もありますので、ちょっと怖さもありますけど・・・。

イシモチは別名「ニベ」とも呼ばれていて、最近では使われなくなりましたが「にべもない」という表現のもとになった魚でもあります。
「にべもない」という表現を知ってますか?
「そっけない」とか「愛想の無い」などの意味になりますが、もともとこの魚の浮き袋は粘着力があってセメダインなど無い時代の工芸品などの接着剤として使われていました。
そこから「接着できない」→「人と人がくっつかない」→「愛想が無い」と変化して行って「にべもない」という表現が出来上がったそうです。

ちなみに今回の魚は東京湾の魚です!!
昔は「へドラのような怪獣がいる所」というイメージでしたが、今ではだいぶ綺麗になってタチウオをはじめとする色々な魚が水揚げされてします。【へドラって知ってますか?ヘドロから生まれた公害怪獣だったと思うんですが・・・違ったかな?】
ただ、昔は公害も酷かったようで色々な魚も絶滅して東京湾からいなくなってしまったのも事実です。私も知っているのが「ハマグリ」と「アオギス」ですね。
さらには今では東京湾のアサリも絶滅寸前のようです。そりゃ~干潟を埋め立てちまえばいなくなるでしょ!! 千葉出身のうちのかみさんの話では昔は「もういらないよぉ~」というくらい潮干狩りで東京湾ではアサリが獲れたそうです。子供でもじゃんじゃん獲れたそうですからホントにいっぱいいたようですね。

今、綺麗になって色々な魚が戻って来たとはいえ、その魚種が0になってしまえばいくら数字をかけても0は0なので同じ魚種は戻って来ませんから、少なくとも東京湾も綺麗な状態がずっと継続することを望みます!! 東京湾に限った話ではありませんよ!?

初めての魚なので緊張しますが、まずは試食して美味しかったら販売しますのでご期待下さい!!

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