心が離れる瞬間
夜、酔った勢いで来られても困るので
母にそのままお伝え。
「いきなり来られても戸惑うし
話してるとコミュニケーションがうまく取れず
だんだん混乱してきて
イライラして来る
それで怒られそうで
ビクビクすると言われたり
かまってほしいと言われて
どうしていいかわからない‥
これ以上困らせないでください」
もう、お願い。
来ないで😭
→「ごめん。
どうしたらいいんやろ?
じゃあ酔ってなくて
連絡してやったらいいん?
ご飯を持っていくのは困らんくせに?」
カッチーン。
腹立つぅ〜!
「(ご飯のくだり)その言い方嫌やったよ。
腹が立った。」
(ご飯なんてしばらく作ってもらってないぞ?)
→「そうか!
言うとれ」
「うん
私は私が大切だから言う
もうお母さんに気を使うのやめた」
→「もう、とっくにやめてるやろ!
お母さんもお母さんが一番大事や!
藍子に気使わん」
「うん、お母さんもずっと
自分勝手に映ってたよ
(私も)みんなも自分勝手」
お母さんが怒り出して
心がサーッと離れた。
あ〜怖かった。
〝思い出し怖い〟だった。
恐怖の記憶があるんだな。
心臓バックバク。
私がお母さんに気を使っていたのは
ヒステリックを引き出しそうで
怖かったからかな?と思った。
ふ〜。
怒り出すお母さんを観察して
あ、こうやってお母さんはいつも怒ってた
と思い出した。
お母さんを怒らせる私が悪いと
思ってたけど、
お母さんは怒りたくて怒ってるだけだったと
腑に落ちた。
私、全然悪くないやん。
私の頭の中はわりと冷静で
そのことでとても安心できた。
知識をつけてよかった。
知識は私を守ってくれる。
お母さんが怒るのはいい。
お母さんと一緒になって
私が私を怒るのはとても悲しかったから。
そのあと
「自分はこれだけ大変で
藍子のこと見れてなかった。
ごめん。」
みたいなLINEが来ていたが
もう心が離れたあとだった。
ぜんぜん受け取れなかった。
私達は感情と向き合うことはできるけど
心をコントロールすることはできない。
母に対して抱えがちな罪悪感はなかった。
よくがんばった。
しばらくして
悲しいという感情が出てきた。
うれしい😭
怒りが出てきたら
悲しいもあるはずなんだけど
感じてなかったから。
お母さんに怒られて悲しかったようだ。
今も、あの頃も
本当は悲しいし、悲しかった。
こうやって
人は過去を引きずって
生きていたりする。
でも、悲しい過去ばかりではない。
うれしかった過去や
楽しかった過去もある。
ありがたいことに
大人になれたので
うれしかったことや
楽しかったことをたどることもできる。
大人ってほんと最高✨
私は
「お互い世界を広げて
それぞれ自分の傷を癒そう」
と伝えた。
最善の策だと思うのだ。
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