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人と自分を比べた時は…

休日。
1人で過ごしていたけど
何をしても
緊張が抜けず、リラックスしづらい日があった。

なんだろう?と思っていたら
また人と自分を比べていたことに気付いた。

人と比べて自分は劣っていると
凹む自分もいるよね、
仕方ないと諦めて
自分に集中してみた。

私の最近のおすすめ。
自分に集中すること。

そうすると手が不自由な店員さんのことを思い出した。(なぜ?笑)

古くなったフライパンやまな板を新調した時に
レジ対応してくれた店員さんはゆっくりした動きで
とても丁寧だった。

「このプラスチックケースは傷がつかないように、
分けますね」

指を動かせないようで
ビニール袋はセロハンテープを使って
開いていた。

手伝いたくてうずうずした。
なんとなく手伝ってはダメなような気がして
店員さんの手から目線を逸らした。

(今、思えば別に手伝ってもいいよね)

レジが終わると店員さんは
「長らくお待たせしました。
お待たせして申し訳ございません。」
と、言っていた。

あの店員さんはレジをするたびに謝っているのだろうか?
あの接客で、遅い!と気を悪くする人がいるのだろうか?

そういえば店内に入った時、
マスク越しでもわかる笑顔で
「いらっしゃいませ」と声をかけてくれたのは
この店員さんだった。

大きなお店で入店時に
挨拶する人は珍しいから覚えていた。

店員さんの手は見てすぐにわかる障害。

毎度丁寧に謝るところを見ると
あの店員さんも
私みたいに「早くしなくては」と
思っているのかもしれない。↓

ゆっくりでいい。

発達の頭をパカーンと開いて
「見てください!この脳の萎縮!
緊張状態なのに思考量は多く
休まる時がほとんどありません!
これによって神経はとても過敏です!
神経細胞がスムーズに働いていないので
脳内に入った情報を処理することにとても時間がかかります!」

と、見せることができれば
私たちも周りから「ゆっくりでいいよ」
と言ってもらえるのかな?

次は手の不自由な人がいたら
相手が店員さんで、私がお客さんという立場でも
お手伝いしようと思ったし、

人と自分を比べたら
自分に集しようと思った。

そんな出来事でした😊

NEO心理学
おとなの発達カフェ 山下あいこでした。

山の上の方はぼちぼち紅葉してきた(京都)

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