【短歌】雨滴

プラネタリウムのグッズだけ今も使ってる宇宙はきみを思わせないし

海鳴りのこと語感しか知らなくてその段階で海鳴りは好き

何ワットで何分だっけって捨てちゃった冷凍パスタの袋を拾う

それもまた聞いていたラジオになって知らないキャラのツムばかり消す

アーケードの花屋は結構遅くまでやっていて好き、その一点で

同僚が社内の話しかしないタイプで(社外の人で)良かった

可愛い缶のお酒だけ買う窓のこちら側も雨みたいなコンビニで

でもよぎる寝息 今度の角部屋に誰かを上げてみてもみなくても

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