昨日のエッセイの誕生秘話。
とも治療室さんのイラストとエッセイを描かせてもらったことで、ここ数年思っていたことが結実した気がしますドグ。(*´ω`*)
実は、ドグ子には統合失調症の友人とうつ病の友人が何人かいて、彼女たちの体調が悪い時に相談を受けていると、現代医療の悲しさにぶち当たることが多かったんだドグ。(*´Д`)
お医者さんが、自分の感情で勝手な処方をしてしまうのを、どうにもできない患者側。
薬に対する不安をお医者さんに話したところ、突然薬の量を半分に減らされ、それからずっと眠れなくった友人。統合失調症の薬をいきなり半分に減らすというのは、あり得ないことだと別の統合失調症の友人が言っていて。薬を減らされた友人は半年以上におよぶ不安症状を抱えて、眠れず、「薬を元に戻してください」という申し出も断られて、苦し紛れに漢方相談に頼り、今はどうにか漢方で症状を抑えているんだドグけど。
その漢方でも季節によってまた体調が変わるから、処方は難しいんだドグって。「だけど、漢方の先生は怒らないから」って言うんだけど、
「医者が怒るなんてありえないドグ……」って思うの、ドグ子だけなんだドグかな?(*´Д`)
別の統合失調症の友人曰く、「それは医者を変えるべき」なんだドグけども。昨年夏にそんなひどい目にあった彼女はそれ以来、夏がこわくなってしまって。夏こわい病とでも呼ぶべき症状を、今年は一緒に週イチでZOOMでおしゃべりすることで、なんとか乗り越えたと感じたんだドグ。
4月から始めて、恐怖の夏を彼女と乗り越えたときは、本当に泣くほどに嬉しかったドグ。週イチでやって今や11月。彼女は、本当に強くなった。
自分の状況をよく見つめ、苦しいときも「必ず助けてもらえる」と信じることが、できるようになってきたんだドグ。
彼女が一番しんどかったのは、本当の気持ちを受け入れてもらえなかったことなんじゃないかな……。
「ただ人の話を聞く」ということを、一番最初にやったのは佐藤初女さんだったんじゃないかと、ドグ子は思っているんだドグ。(*´ω`*)
「受け入れる」って、とりあえず相手が伝えたいことを、最後まで聞くこと。
でも、それがめちゃくちゃ難しい。
何を伝えようとしているんだろう? って、
本気で注意を払って聞いていないと、私は喋りたがっちゃう。アドバイスしたくなっちゃう。
でもそのアドバイスには、効果がないんだよね。
なぜならそれは、その人の内から湧き出たものじゃないから……。自分に置き換えるとよくわかる。本当のことは、自分の内から湧いてくる。思いがけない時に。
そしてそこには……、ただ聞いてくれる人というのが、必要不可欠なんだと思うドグ。(*´Д`)
現代人は忙しすぎて、人の話をよく聞けない。その受け皿があるのかどうかをまず、知らない。
私も今は自分の家族や友人の話を聞くのが精一杯で、あまり数を増やせない。そう思った時に、河合リコさんのとも治療室に、一縷の望みを見い出したんだドグ。
抱えていた言葉を、吐き出せる場所を。
深く、深く、聞いてもらえる場所を。
答えは必ず、あなたの中にあるから。
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