私がわたしのトークを評価する
私は現役時代に後輩を育てる役割をしていました。だからでしようか定年退職をした今も、古巣の局に新人のアナウンサーが入ると、誰に頼まれているわけでもないのに、ここがいい、これは早く直さないと、滑舌がいい、さ行が弱いなどと勝手にコメントしています。
今年は二人の新人が入っていますが「いいなー、いい子が入ったなー、この声のトーンは万人受けするんだよねー、真面目なキャラがいいんじゃない」などと、アナウンサーの先輩として評価しています。
今日はそんな私が、毎日録音しているフリートトークでこんばんはを自己評価することにします。
自己分析すると、始めた頃よりは喋りが間違いなく自然になりました。
これはお散歩リポートの成果だと思います。取り直しをしないで、臨場感を生かして話しているので、無理無く言葉を繋げることに慣れてきました。
ある意味ライブに鍛えられたのです。
リポートでは気取った言葉を使わないので、それがナチュラルなトークに繋がっているんだと思います。局を卒業したので気楽に楽しみながら話しているのがいいのかも知れません。
毎日続けていることが、鍛練になって成長に繋がっているんだと思います。
まだまだ、ダメな部分もたくさんあります。
分かりやすい的確な言葉が使われていない事。映像が頭の中に広がる表現力が無い事。心に響く言葉を使えて無い事。
でもどれも、やり続けていけば必ず進化していくはずです。人の可能性は無限大ですから。60代になっても可能だと信じます。
【私のフリートークで大切な事】
◇自然な会話
◇臨場感
◇楽しく語る
◇日々の鍛錬
◇的確な表現
私のこれからやるべきことが見えてきました。
いつもフリートークにお付き合いいただいている皆様、もうしばらくお待ちください、進化を遂げた「フリートークでこんばんは」が聞かれる日が近いうちにくるはずです。私はそう信じています。
自分にはかなり甘めの評価になりましたが、とにかくこれからの私を楽しみにしておいてください。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《私はあんたには厳しいよ》
お昼ご飯にステーキ丼を食べたばあばとの会話です。
「私も楽しみにしとるよ、私も長年あんたの仕事を見守っとったけん、アナウンサーチェックしよるよ」
「そう言えば、お母さんも色々言いよるねー」
「人の評価するはええんよ、人のを聞くことで自分のことも見直すけんねー」
「本当に、それは大事なことよ」
「私はあんたには厳しいよ、日によって出来、不出来があるんよ、まだまだ鍛練が必用じゃわい」
母の言葉に間違いありません。私はまだまだです。
【ばあばの俳句】
夏の夢かなわぬ恋のオルゴール
私がショートショートストーリーを書いているのを見て母がこの句を詠みました。恋のきっかけはオルゴールですが、夏の儚い夢のようにかなわない思いになりました。
母が描いたオルゴールのデザインは蝶です。この恋はどこに飛んで行ったのか・・・。近々投稿するショートショートストーリーもお楽しみになさってください。
今日は予告編のようになりました。オルゴールのショートショートは7月21日に投稿予定です。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」と20時前後には「フリートークでこんばんは」も音声配信しています。お聞きいただければとても嬉しいです。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗