ワクチン2回目接種こぼれ話
ワクチンの二回目接種を無事終えました。本当に最後の最後まで、不安でたまりませんでした。
一回目よりも腕がかなり痛みましたが、発熱は無く、多少の倦怠感があるだけでした。私の場合は本当に良かったです。
二回目のワクチン接種の日程を東京に住む妹に伝えると、気学を学んでいる彼女は方位が良くないと伝えて来ました。
「絶対に良くないから、当日は、家から別の方角に行って、そこで数時間過ごしてから病院に移動するように」と言うのです。
私は面倒だなと思いましたが、妹が「絶対に方位替えして欲しい」とかなり強く言うので、熱意に負けて従うことにしました。
それには条件があって「仕方なく行かされたのではなく、方位替えをした場所を楽しむ位の気持ちで行ってね」と言われ、お勧めの場所まで提案してくれました。
彼女が提案してくれたのは松山でもレトロな町並みが残る事で知られているの三津と言うエリアです。
三津は明治から昭和の初期まで、海運の要となった地域で戦災を免れているので昔の賑わいを伝える古民家や史跡が残っている場所で、私も個人的にとても好きなエリアなので、久々に訪ねるのもいいかなと思いました。
《方位替えの三津散歩》
私はワクチンを打つ前に、1時間半ほど三津エリアを歩くことにしました。この方位替えのお散歩がとても楽しかったので、皆さんにもご紹介しておきます。
【駅舎】
愛媛県松山市の三津駅です。
伊予鉄高浜線に乗って松山市駅から約15分で到着します。
【三津浜商店街】
三津浜商店街は、明治や昭和の時代にタイムスリップしたようなレトロなムードが漂っています。
商店街の途中には古民家をリノベーションしたお店がいくつもあって、古さの中に新しいものが上手く溶け込んでいます。
三津には外からきた人たちを受け入れる独特の土壌があって、若い芸術家が町にやって来て様々なチャレンジをしています。
【壁画アート】
民家の壁画アートに描かれているのが全国的にも珍しい三津の渡しです。
三津と港山の間約80メートルを結ぶ市営の渡船です。市民の大切な生活道になっている渡し船で、起源は室町時代に遡るとか・・・。
【港周辺を散策】
秋晴れで、渡しがある場所までのお散歩がとても心地よかったです。
【三津の渡し】
年中無休で料金は無料です。
乗りたい時にボタンを押して乗船を告げます。
【乗船体験】
わずか2分の船旅ですがこれが旅情を誘うのです。
船には自転車に乗った地元の人や観光客も乗船します。
【往復すると旅気分】
三津散歩で私は思いっきりリフレッシュして、ワクチン接種の病院に向かったのであります。方位替えの為のお散歩が私の日常に素敵なプレゼントをしてくれました。妹にありがとうです。
愛媛県松山市にお越しの時は是非、三津浜エリアを散策なさってみてください。リフレッシュできますよ。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《あんた方位を替えて良かったんじゃない》
リビングで好きな果物を食べているばあばと。
「私も三津の渡しに乗ったことがあるけどちょっとの間じゃけど楽しかったわい、海を渡るんがええんよね、三津の商店街の天ぷらが美味しかったんよ」
「私が商店街を通った時も行列が出来とったよ、私は三津浜焼きが食べたかったんじゃけど、時間がなかったわい」
「三津浜焼きはお好み焼きみたいなんじゃけど、ちょっと味わいが違うんよね、あれは牛脂が入っとって甘いんじゃろ」
「また、食べたなったがね」
「あんた、方位替えしてよかったがね、思わんとこに行けて、人生はそんなもんよ」
母の言う通りワクチン接種のための方位替えが意外な三津散歩につながりました。人生は何がプラスに働くかわかりません。
【ばあばの俳句】
励ましの大樹の私語や秋日和
母は大樹からメッセージを貰うことが多いようです。この日も大樹の傍で語り掛けてくる言葉に勇気をもらったそうです。大樹に出会うと元気や勇気が湧くと言っています。
大樹からエネルギーを貰った母は力強い顔になっていますよね。いつも以上にパワーのある母のイラストです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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