ちょっと待って、コンプレックスが個性だよ。

私の身長は169センチです。若い頃は背が高いのがコンプレックスでした。身長が高いイコール可愛くないと思っていたのです。

女性で高身長だと何処にいても目だち、人混みでも頭一つ飛び出している感じでした。目立ちたくなかったので洋服とのバランスが悪くてもローヒールの靴を履いていました。

今から思い返せば、もったいないことをしていたと思います。
自分のコンプレックスを武器にできるならば、身長が高いことを生かして、思い切りファッションを楽しめば良かったのです。

自分がマイナスだと思ってコンプレックスを抱いていたことを、自分の個性として捉え愛していれば、背が高いことも、生真面目で融通が効かないところも、人見知りな性格も悩むことはなかったのです。

背が高いと言うことは、人に自分の存在をアピールできるし、洋服を上手に着こなせる。本当はラッキーなことなのです。ありがたいことだと思えばよかったのです。

融通が効かないくらい生真面目な性格は、人を裏切れないから他人から信頼されることだし、人見知りな所は入り口は狭くてもより深い付き合いが出来ると考えれば何の問題も無かったのです。

自分のコンプレックスをプラスと捉えるかマイナスと捉えるかで人生は大きく変わるのです。

あれほど嫌だった高身長が私のコンプレックスではなく、私の大きな個性だったと気付くことができて本当に良かったと思います。
もっと早く気付くべきでした。

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