その女性は舞台で輝きを放っていた
先日、私が出掛けた講演会には、始まる2時間以上前から楽しみにしていた女性たちが行列を作って待ち構えていました。
やっと開場です。扉が開けられると同時に、我先にと、講演者が近くで見られる場所を求めて、移動しています。もちろん私もその一人だったのですが・・・。
舞台には、この日の主役をイメージして、華やかで美しい花が飾られていました。
いよいよ講演会のスタートです。
主役が登壇する前に、20分の紹介ビデオが流れました。もっと短くてもいいのではと思った人はきっと多かったでしょう。
何故なら、その人を早く見たかったからです。
VTR上映後、いよいよ主役の登壇です。
格調高いBGMが流れる中、現れた女性は、まぶゆい美しさでした。
肌の色がより艶やかに見える、やさしい桃色のドレスをまとっていました。レース使いや透け感がとても品のいい素敵なドレスに、より品格を与えていたのは、真珠のネックレスです。数連重ねた真珠は、華やかな女性の顔をよりいっそう輝かせていました。
そして、優雅な動きをするたびに、ライトに反射してキラキラと輝く指輪がとても印象的でした。
そのファッションは計算しつくされていると思いました。
堂々と、舞台で観衆の視線を一身に集めるその人は、貴族のような優雅な仕草で、挨拶をします。
その時、会場にいる多くの人がため息をついたような気がしました。
その人は、81歳と言う年齢を少しも感じさせない、しなやかな動きで、観衆を魅了していたのです。
その日、舞台に立っていたのは、最近バラエティー番組などで若者のように様々な挑戦をして、私たちを驚かせてくれている、デヴィ夫人でした。
講演では、ゆったりと、艶っぽい声で、自身の人生を語り、これまでの多くの経験から培った人生に目的を持って生きていくためのアドバイスをお話されていました。
そしておよそ1時間、話を終えた後、少しも疲れを見せず、うやうやしくお辞儀をして、講演を終え、舞台を去っていきました。
あのオーラはすさまじかったです。私は81歳というその年齢を疑ってしまいました。
今日は、圧倒されるほどのオーラを持った女性の講演会のお話をさせていただきました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《とにかく見てみたかったねー》
「私も見てみたかったなー、80歳過ぎて1時間も、立ってお話出来るだけでもすごいよねー、私は、テレビで見よって好きじゃたんよー」
「どんなところに引かれたん」
「若い人の中にいて、ひるまんし、自分を持っとろ
そこがええなーと、思うんよ、それに、チャレンジ精神、バンジージャンプも、スカイダイビングもしたんじゃろー、素晴らしい」
見た目は大きく違いますが、何だか母にもどこかに同じ精神が流れているような気がしてきました。
それが、若さの秘訣かも知れません。デヴィ夫人には申し訳ないのですが。
【ばあばの俳句】
麗らかや指揮者気分のばあばかな
楽しいイラストに明るくリズミカルな句ができました。春爛漫の空気の中で心も軽やかになって、思わず指揮者気分で、春のメロディーを奏でている自分自身を詠みました。
イラストから、ほんとうに、春の曲が聞こえてきそうです。
▽この記事の中の「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日、音声配信しています。20時前後に発信している「フリートークでこんばんは」もお聞きいただければ嬉しいです。
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また明日お会いしましょう。💗
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