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ルートを変えると新しい発見がある
この通りを過ぎてまっすぐいけば、あと二駅で目的の場所に到着だと思っていたら、バスは通りを右折し、いつものルートを外れて、違う道を走っています。
私はその時に、思い出しました。新年度から乗ったバス路線のルートが変わったことを。
このルート変更がとても新鮮でした。
いつもと違うルートで行くと不思議な感覚になるものです。
知らない道ではないのですが、車高の高いバスから見る風景はまた違った感覚です。
ルートだけでなく、停車する場所も変わっていました。
馴れないけれど、何故か新鮮です。
「あー、ここに停車するんだったら、お年寄りはとっても降りやすいかも・・・」
私は、90歳の母と連れだってきたときの事を考え、シュミレーションしていました。
この時に、思ったのです。
当たり前のルーティンを変えてみる勇気を持てば、新しい発見があって、また違ったものに出会えるはずだと。
習慣化する事で、安心できるし、想像することが簡単で、効率的かも知れません、変えない事は人生において楽な選択かも知れません。
でも、「何かを変えたい、新しいものを見つけたい」と思う時は、いつもと違うルートに変更をしてみるときっと違った自分が発見できて、世界が広がるような気がします。
私は、バスのルート変更からとっても素敵な人生のきっかけをもらったようです。
今日から、ルーティンにちょっとしたリズムを加えてみたいと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《私はいつもの通りがええわい》
「バスのルート変わっとったんじゃねー、今まで見えんとこが見えてええねー、早よ乗ってみたいわい」
「バスのルートが変わったけん、日常のルーティンも変えてみたらええなー、と思たんよ」
「それは、人それぞれよー、私は慣れて手っ取り早く、できるんがええ、変えるんは面倒くさいんよー」
母にとって、変化に対応するのは大変なようです、でもルーティンを変えると新しいリズムが生まれるはずです。
【ばあばの俳句】
石鎚のすそ野を染めて麦青む
麦青むは春の季語で、麦の若葉が出そろって穂が出るまでの時期を言います。その時期の麦は本当に青々として勢いがあります。
母は、西日本最高峰の石鎚山を遥か遠くに眺めながらそのすそ野を一面青く染めているような麦畑の光景を詠みました。
麦の青は本当に目に鮮やかに残ります。
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