91歳のイラストが出来るまで
「やまだのよもだブログ」の年末の特別企画です。
ばあばのイラストが出来るまでをご紹介します。
母のアトリエは我が家のリビングです。
【ブログ会議で情報交換】
「次の投稿はね、noteからのお知らせが来た時にお母さんが描いているスキのお礼のイラストを、一ヵ月分まとめて紹介しょうと思うんよ」
「それは、ありがとう、うれしいわい」
「それで、お母さんには投稿のヘッダー画面を描いて欲しいんよね、どんなんにするかな・・・」
「ほんなら、描きながら考えようわい」
「その様子を撮影してもかまんかな」
「恥ずかしいけどええわい、邪魔にならんようにしてよ、必死なんじゃけん」
いつものブログ会議の後、早速イラスト制作が始まります。
【ばあばのイラスト制作】
いよいよばあばの真剣勝負が始まります。
手の届くところに必要なものを用意しています。
(落書き帳・鉛筆・消しゴム・筆ペン数種類)
<画面の設定>
この作業は欠かしません。自分のイラストを上手く画面に載せるための大切な作業です。
描いたイラストが投稿時にすべてが表記できるように、あらかじめ安全枠を引いてその中に、イラストを描くのです。
《鉛筆で下絵を描く》
下絵を描きます。頭の中に湧いてくるものを迷うことなく表現しています。
時間をかけないで、スラスラ描いていきます。
※邪魔をしないように撮影しているので見づらいと思います。
《目を入れる》
イラストの人物の表情が決まります。まったく迷いがありません。
かわいくなりました。
メガネを描きます。コミカルなイラストになってきました。
あっという間に下絵の完成です。
学校の先生のようなイラストになりました。
《筆を使って輪郭を描く》
筆ペンで輪郭を描いていくことで、イラストに命が吹き込まれます。
筆運びに迷いはありません。恐るべし91歳です。
《完成》
これまでの時間は15分。
イラストを乾かして、下絵を消しゴムで消したら
ばあばのイラスト作業は終了です。
《最終チェック》
「あんた、どうかなこれスキのイラストのヘッダー画面にええかな・・・」
「いいねー、かわいい」
「合格点がもらえたけん、よかったわい」
ばあばが描いたイラストは明日の投稿のトップ画面を飾ります。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《下絵はインスピレーションで描くんよ》
「撮影しよると思たら緊張するんよ、それでも思う通りに描いたよ」
「迷わんねー」
「うん、下絵はささっとインスピレーションで描いて、後は筆を使う時に下絵と変わる時もあるんよ、そこで手を加えるんよ」
「イラストを描く作業を紹介するんは嫌じゃいよったね」
「私の描く作業なんかホント恥ずかしいわい」
母は密やかに描いていたいようです。でもその工程をお見せするのも私の役割かなと思って今回は特別バージョンでご紹介しました。
納得のイラスト目指し冬ぬくき
母は常に自分が納得するイラストを目指して、日々努力しています。91歳で自分を追い込みながら作品制作をする母の精神力は本当にすごいと思います。
母にとってのイラスト制作は、自分との戦いなのかも知れません。これは大げさではありません。だからこそまだまだ進化を遂げるはずです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。
また明日お会いしましょう。💗
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