終戦の日に記す
8月15日今日は「終戦の日」なので、私なりの思いを記しておきたいと思います。
この時期は様々なメディアが戦争について報じています。ドキュメンタリー番組などで太平洋戦争を様々な角度からとらえた番組を見る機会が多く、私はどの番組を見ても「戦争は絶対に嫌だ」と思っています。尊い命が失われ、罪のない人たちが傷つく戦争は絶対に回避すべきです。
94歳の母にも戦争について何度か聞きました。母は終戦の時15歳でしたが、記憶がほとんど無いようです。思い出したくないから、記憶に蓋をしていたのかも知れません。
悲しい思い、寂しい思い、ひもじい思い、辛く苦しい思いをたくさんしたはずです。
以前は、母に戦時中の事を聞くと「私は思い出したくないんよ」と言って会話が続きませんでした。母が話してくれたのは「紙と糸で編んだ大きなカバンをかけて逃げたこと」でした。
最近になってようやく1945年7月26日の松山大空襲の時の悲惨な話をしてくれました。きっと伝えておかなければと言う気持ちになったんだと思います。
戦後9年経って生まれた私は、自分自身の戦争体験は無くても、戦後の復興期に生まれたはずなのに、若い頃は私にとって戦争は遠い昔の出来事でした。
しかし最近になって戦争を身近なものとして捉えるようになったのです。ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナとガザの紛争など世界の中で起きている戦争を日々情報として見るようになったからかも知れません。改めて平和の尊さと共に平和を維持する難しさを感じるようになりました。
たどり着く思いは「人は学習しない、愚かな生き物なんだ」と言うことです。何故同じような過ちを繰り返すか、本当に愚かだと思います。だからこそ私は戦争や平和について自分なりの発信をしなければと思い始め、今日もこうして自分の思いを記しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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