好きな理由を考える
クリエイターは、好きだと思うものを作り出す。
好かれる作品とは何かを、暗中模索して、考え続けなくてはならない。
創作活動とは、困難な課題を解決する営みだから、簡単に理解することはできないものだ。
「自分には創作の才能が無い」
という人は、自分が粘り強く作品と向き合ったかを振り返るべきである。
「何かが降りてくる」
この表現は、いかにも天才を感じさせるが、考え抜いた末に閃きが起こることに変わりはない。
だから、
「自分には才能が無い代わりに、人一倍努力した。 」
という格好いいフレーズは、天才を別の表現にしているだけだ。
人が好きだと思う作品を追及する過程は、閃きが起こるまで道筋であり、感じ取り方と表現が異なるだけだ。
ところで良い作品に出会うと、様々な言葉で「好き」を表現する。
「理屈抜きに良い」
「ツボに入った」
他にもあるだろう。
人を惹きつける「好き」は、感性に訴えるので、とても難しいのである。
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。